ゴクラクバト
鳥の種類
ゴクラクバト(学名:Otidiphaps nobilis)は、ハト目ハト科に分類される鳥類。ゴクラクバト1種でゴクラクバト属(Otidiphaps)を形成している。
ゴクラクバト | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ゴクラクバト O. n. aruensis
ブリストル動物園で撮影。 | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Otidiphaps nobilis (Gould, 1870) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ゴクラクバト(極楽鳩) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Pheasant Pigeon |
分布
編集ニューギニアとその周辺の島々に分布している。
特徴
編集うなじ以外の全身の羽は主に青色と赤色で、非常に鮮やかな体色をしている。うなじの部分の羽の色は、知られている4亜種でそれぞれ異なる。
亜種
編集人間との関係
編集ファーガソン島に生息するゴクラクバトの仲間「クロエリゴクラクバト[注 1] 」は、1882年に発見が報告されて以来生息が確認できていなかったが、2022年にアメリカの環境団体や鳥類学研究所などの調査チームによって140年ぶりに生息が確認され、その姿を動体記録カメラで撮影することに成功した[1]。詳しい生態や生息数などは分かっていないが、環境の変化などによって生息数は減少しており絶滅の危機に瀕しているものとみられている。
画像
編集-
O. n. nobilis(ブロンクス動物園で撮影)
-
O. n. nobilis(ジュロン・バードパークで撮影)
-
O. n. aruensis (シンシナティ動物園で撮影)
脚注
編集- ^ 「絶滅と思われた希少種のハト、140年ぶりに発見 パプアニューギニア」CNN 2022年11月21日