コンドゥルチャ川の戦い

コンドゥルチャ川の戦い(コンドゥルチャがわのたたかい)は、トクタミシュ・ティムール戦争英語版の開戦初期に行われた戦闘である[5]ジョチ・ウルス国ヴォルガ・ブルガール国にまたがるコンドゥルチャ川、現在のロシア・サマラ州である。トクタミシュの騎兵隊はティムール帝国軍を側面から包囲しようとした。しかし、ティムール朝軍はこの攻撃に耐え、その後、突然の正面攻撃により、ジョチ・ウルスと民族の連合軍は逃走した。しかし、連合軍の軍隊の多くはテレク川で止まり、ティムール軍を倒すために体勢を立て直そうとした。

コンドゥルチャ川の戦い
トクタミシュ・ティムール戦争英語版中中

ティムール軍によるキプチャク草原での進軍経路。 (1391年)
1391年6月18日
場所ジョチ・ウルス国ヴォルガ・ブルガール国
結果 ティムール朝の勝利
衝突した勢力
ティムール帝国 ジョチ・ウルス国
アラン人
ナフ人英語版
チェルケス人
ロシア人
指揮官
ティムール
ムハンマド・スルタン・ミルザ英語版
ウマル・シャイフ・ミルザ1世英語版
ミーラーン・シャー
トクタミシュ
戦力
約100000人[1]

約180000人~200000人 [2]

また、240000~300000人という説もある[3]
被害者数
不明 約100000人 [4]

ティムールは以前、1378年にトクタミシュオルダ・ウルスの王位に就くのを援助していた。その後の数年間、トクタミシュはジョチ・ウルスを完全に支配し、ティムールは中東全域に勢力を拡大した。しかし、ティムールはトクタミシュがジョチ・ウルスの領土だと主張するアゼルバイジャンを占領。これに憤慨したトクタミシュはティムール帝国領に侵入し、サマルカンドを一時包囲したが、ティムールにより奪還。ティムールはトクタミシュを追撃し、トクタミシュはコンドゥルチャ川湖畔で戦いに転じた。

脚注

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出典

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  1. ^ Tucker, Spencer (English). A Global Chronology of Conflict From the Ancient World to the Modern MiddleEast,VolumeI:ca.3000BCE–1499CE. p. 315. https://www.scribd.com/document/536964809/A-Global-Chronology-of-Conflict-From-the-Ancient-World-to-the-Modern-Middle-East-Volume-I-CA-3000-BCE-1499-CE-PDFDrive 
  2. ^ Hattstein, Markus (Turkish). Islam Sanatı ve Mimarisi, Timurlular. p. 410. https://turuz.com/book/title/Islam+Sanati+Ve+Mimarisi-Markus+Hattstein-Peter+Delius 
  3. ^ Verdiyev, Muhammed (Turkish). Altın Orda Devleti'nde Nasıreddin Toktamış Han Dönemi (1379-1397). p. 139. https://tez.yok.gov.tr/UlusalTezMerkezi/TezGosterkey=Mir2lXQK1dkmQ9Ige3PZbirXswmrjTGyDbfsV_cAjOjuQZ_ExeLJY_arAtcDoD_U 
  4. ^ Mirgaleev, ll'nur (Spanish). El peor enemigo de Timur La campaña contra la Horda de Oro;desperta ferro: antigua y medieval. p. 38. https://www.twirpx.com/file/3911248/ 
  5. ^ Tucker, Spencer C. (2009-12-23) (英語). A Global Chronology of Conflict: From the Ancient World to the Modern Middle East [6 volumes: From the Ancient World to the Modern Middle East]. ABC-CLIO. ISBN 978-1-85109-672-5. https://books.google.com/books?id=h5_tSnygvbIC 

参考文献

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  • (タタール語)"Кондырча буендагы сугыш". Tatar Encyclopedia. Kazan: Tatarstan Republic Academy of Sciences Institution of the Tatar Encyclopaedia. 2002.
  • Marozzi, Justin (2004). Tamerlane Sword of Islam, Conqueror of the World. HarperCollins. ISBN 0-00-711611-X 
  • Hookham, Hilda (1962). Tamburlaine the Conqueror. Hodder and Stoughton