コンサートはチューリップ

コンサートはチューリップ』は、チューリップのライブ・アルバム。1985年12月21日発売。

『コンサートはチューリップ』
チューリップライブ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
レーベル ファンハウス
チューリップ ライブ・ アルバム 年表
8.11 PAGODA
(1984年)
コンサートはチューリップ
(1985年)
TULIP FINAL TOUR Well
(1989年)
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サブタイトルは、『DON'T MISS THE BIGGEST FUN YOU CAN HAVE WITH THE TULIP』。

解説

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メンバーチェンジにより、第3期に突入した直後の「I Like Party」ツアーの様子を、一部を除いて収録したアルバムである。

同年10月29・30日の渋谷公会堂での演奏が2曲を除いて収録されている。このため、安部俊幸姫野達也が参加していない唯一のライブ・アルバムである。

宇宙路線とは全く違うポップ・ロック路線を打ち出したツアーで、財津和夫がハンドマイクを片手にボーカルをとるなど、変化に富んだ様子を垣間見ることができる。第2期の曲及び、発売直後のアルバム『I Like Party』からの曲が中心だが、第1期の曲もアレンジを替えて披露している。

ツアータイトルについては、年始に第2期のメンバー5人で最後に出演したラジオ番組内で、財津が「チューリップはコンサート、コンサートはチューリップ」と発しており、その時点で既にツアーに向けた動き自体はあったと思われる。

また、当初発売されたジャケット等に目立つ誤植があり(サブタイトルの『YOU CAN HAVE』が『YOU CAN HOW』に、サポートメンバーの鈴川真樹のアルファベット表記、「MASAKI SUZUKAWA」が「MASAAKI SUZUKAWA」となっている)、正誤表の添付、修正用のテープの封入や印刷のし直し等の対応がなされた。

なお、上記の問題があるためか、2021年現在まで1曲を除きCD化はされていない。

収録曲

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SIDE 1

  1. I Like Party
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
    • 同年発売のアルバムと同じタイトルだが、アルバムには未収録で、このライブ盤しか発表されていない楽曲。
    • 長らくCD化されていなかったが、2007年に初めてファンのリクエストによるコンピレーションアルバム『Request 〜TULIP FAN SELECTION BEST〜』においてCD化された。
    • 冒頭約2分間は開演前のオープニングSEが収録されている。
  2. アイ・アイ・アイ
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  3. 恋は素顔で
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  4. Volume・10

SIDE 2

  1. エジプトの風
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 ボーカル:宮城伸一郎
  2. 虹とスニーカーの頃
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  3. ぼくの愛した犬 どんパ
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  4. 青春の影
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫

SIDE 3

  1. いま確かなこと
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 ボーカル:宮城伸一郎
  2. ハーバー・ヴュー・ホテル
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  3. 涙のパーティー
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  4. 想い出をかくしても
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  5. まるで愛のように
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫

SIDE 4

  1. 愛の迷路
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  2. Shooting Star
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  3. 魔法の黄色い靴
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  4. 夢中さ君に
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
  5. I Like Party
    • 作詞/作曲:財津和夫 ボーカル:財津和夫
    • SIDE 1の1曲目と同じ曲で、実際のライブでも最初と最後に同じ曲を演奏していた。ただし、SIDE 1の1曲目についてはベスト・アルバム等でCD化されているが、このSIDE 4の5曲目のバージョンについては未CD化のままになっている。

クレジット

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TULIP:

KAZUO ZAITSU: vocal, keyboards

SHINICHIRO MIYAGI: bass, vocal

JUN MATSUMOTO: drums

YOSHIAKI TANNO: keyboards

with supporting musicians:

MASAKI SUZUKAWA: guitar

MITSUO MATSUMOTO: guitar

KEISUKE KIKUCHI: keyboards


Recording STAFF:

PRODUCED BY: Fumie Kaneko (Fun House)

ENGINEERED BY: Toshiyuki “TOPPY” Iiizumi

ASSISTANT ENGINEERS: Katsushi Hatakeyama,

Shuichi Yokoi and Kuniaki Tanaka (SCI)

CHIEF MANAGER: Hiroshi Ichii

EQUIPMENT STAFF: Wataru Shimamura

And Minoru Fujisako

LIVE RECORDED AT: Shibuya Kokaido, October 29, 30, 1985

REMIXED AT: Studio Take One “R” Studio

PROMOTION: Toshifumi Mutoh & His Super Staff (Fun House) and Shinko Music

DESIGN AND PHOTOGRAPHS: Teruhisa Tajima

EXECUTIVE PRODUCER: Masatoshi Hirose


CONCERT STAFF:

STAGE PRODUCER: Eiji Okada (OPRY LAND)

STAGE DIRECTOR: Tetsuro Mishima

LIGHTNING DESIGNER: Mitsumasa Hayashi

LIGHTNING ASSISTANT: Satoshi Itoh (CAT),

 Masashi Miyazawa and Kazuyoshi Takami

SOUND MIXER: Shuzo Fujii

MONITOR OPERATOR: Toshikazu Kohno

P. A. ASSISTANT: Kazuhiro Tsuboi

SCENERY: Yasue Itoh (TAKE OFF)

STAGE CAPRENETER: Toshinobu Fukuda,

Akira Kaneko, Akira Miyagawa

Yoshinori Tamura, (CREATION), (HAIYUZA)

TULIP EQUIPMENT CREW: Wataru Shimamura (CRICKET),Minoru Fujisako and Kyozo Inomata

TRANSPORTATION: (NITTO EXPRESS SERVICE)

Kenichi Hasegawa, Shinichi Morimoto and Koji Abe

TULIP MANAGER: Hiroshi Ichii (CRICKET)

TOUR COORDINATOR: Yoshiko Miyazaki

CRICKET MERCHANDISING: Noriyuki Waga

PRODUCED BY Cricket

I dedicate these records to MOZUKUSU

脚注

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関連項目

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