コンクリート破砕器
コンクリート破砕器(コンクリートはさいき)は、建築物の基礎の撤去や宅地造成などで使用するために開発された火薬を用いた火工品であり、爆薬による発破と比較した場合に騒音、振動、飛石などが少なく安全性が高いのが特徴である。
概要
編集火薬をプラスチック製容器に充填した構造であり、専用の点火具で起爆させることで用いる。
実際に現場で使用するには「コンクリート破砕器作業主任者」の資格が必須であり、発破技士や火薬類取扱保安責任者の資格で使用することはできない[1](ただし、発破技士や火薬類取扱保安責任者等の有資格者はコンクリート破砕器作業主任者資格取得講習の科目の一部免除がなされる[2])。
概史
編集今後の動向
編集脚注
編集- ^ http://kamokenkyo.or.jp/konkuritohasaiki.pdf (PDF)
- ^ http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-24/hor1-24-18-1-0.htm
- ^ http://www.kayakujapan.co.jp/whats_new_data/pdf/20100726_01.pdf (PDF)
- ^ http://www.zenkakyo-ex.or.jp/shiryo/ConcreteHakai.pdf (PDF)
- ^ 日本発破工事協会『発破』42号4-15頁
- ^ 東京消防庁第六消防方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)