コロンブスのたまご
株式会社コロンブスのたまごは、飲食店に特化した総合コンサルティングファーム[2][3]。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒107-0061 東京都港区北青山1-4-5 VORT青山一丁目Dual's702[1] |
設立 | 2000年10月6日[1] |
業種 | サービス業 |
事業内容 | コンサルティング |
代表者 | 代表取締役 宇井 義行 |
資本金 | 8,000万円 |
関係する人物 | 宇井義行(創業者) |
外部リンク | https://columbus-egg.co.jp/ |
概要
編集飲食店の新規開業及び既存店を対象に多店舗化、教育指導を主とするコンサルティングを行う[2]。
1970年に大学入学と同時に外食産業の世界に足を踏み入れ、大学卒業後は自分で不採算店を買取るなどして6店舗を経営するなどした宇井義行が、26歳で株式会社フードサービスコンサルタントグループを設立。主に不採算店の建て直しを手掛ける。
その後、3000店を超える飲食店をコンサルティング。2000年10月にコロンブスのたまごを設立[3][4][5][6][7][8][9][10]。2001年8月には、伊藤忠と共同で外食ベンチャーの支援事業を開始[11]。
宇井のコンサルティング理念は「理論を実践に、情報は実用可能な戦術として形にして提供する」。著書は35冊以上ある。日本以外でも、アジア各国で注目され、中国語・韓国語での翻訳本が出版されている。テレビ・雑誌など、メディアでも活動する[6][8][9][12][13]。
少なからずファンを獲得しているものの、全国レベルには達していない店舗など地域に埋もれた名店を見つけ出し、オリジナル商品の発掘を行うことで飲食の新業態の開発を行い、ライセンス販売という形でのFC化支援事業も手掛ける。フランチャイズとは異なり、地域性を重んじ個別の店の自由度を重視し、地域密着型の店舗開発を「新規事業のたまご」という位置づけで展開している。地元では注目を集め、オーナーの協力と支援のもと、同社のノウハウを加味することで商品を標準化し全国展開を目指す。均一化するのではなく、あくまでも地域性を重んじ、その地域独自の食材を使った差別化商品開発で店舗展開であり、画一的なパッケージを販売する「フランチャイズ」とは一線を画しているとしている[14]。
社名の由来
編集沿革
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c “会社案内”. 株式会社コロンブスのたまご公式サイト. 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b “株式会社コロンブスのたまご”. ザ・ビジネスモール. 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b “宇井義行”. 日本総合経営協会. 2022年12月29日閲覧。
- ^ “人名事典”. PHP総研. 2022年12月29日閲覧。
- ^ “設立の経緯”. 株式会社コロンブスのたまご公式サイト. 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b “宇井義行のプロフィール”. システムブレーン. 2022年12月19日閲覧。
- ^ “飲食業界に強いコンサルティング会社3選”. フーズルート (2022年2月18日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b “宇井義行について”. 一般社団法人日本フードアドバイザー協会. 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b “宇井義行ういよしゆき”. 講演依頼.com. 2022年12月19日閲覧。
- ^ 『日経MJ』2019年8月21日「飲食店の顧客を持つ/増やしたい仕業・専門家に朗報」
- ^ a b 『日本経済新聞』2001年8月3日号朝刊「外食ベンチャー支援 伊藤忠と専門会社」
- ^ “書籍紹介”. 愛の飲食コンサルタント 宇井義行公式サイト. 2022年12月19日閲覧。
- ^ “宇井 義行氏に学ぶ、店舗経営プロのノウハウ【前編】”. 創業手帳. 2022年12月29日閲覧。
- ^ a b 月刊『食堂』2007年7月1日発行(第47巻7号)
- ^ “コロンブスのたまご - 社名の由来”. 2022年12月19日閲覧。
- ^ a b 『日経流通新聞』2001年9月25日号
- ^ “USENとコロンブスのたまご、飲食店支援事業において業務提携~「グルメGyaO」において新サービスを開始~”. USEN. 2022年12月19日閲覧。
- ^ 月刊『飲食店経営』2009年NO.407