コロンナ家(Colonna)は、中世ローマで力を持ったイタリアの有力貴族。ローマのトラヤヌス帝のコロンナ(円柱)の近くに一族が住んでいた事からこの名となっている。

コロンナ家の紋章

特に教皇庁アヴィニョンに移転したアヴィニョン捕囚の時期、オルシーニ家と覇権を争い、ローマは一時荒廃し不穏な状況となった。アヴィニョン捕囚が終わった後もしばしばローマ教皇庁の施策に反対して、反乱を起こすことがあった。

ペトラルカが仕えたことで知られるジョヴァンニ・コロンナをはじめ、枢機卿になった者も多い。15世紀に一族からマルティヌス5世が初めて教皇となった。

ミケランジェロとの友情で知られるヴィットリア・コロンナレパントの海戦で教皇庁総司令官、連合艦隊副総司令官となったマーカントニオ・コロンナも一族出身である。

注釈・出典

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関連項目

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