コロナダイト
コロナダイトまたはコロナド鉱(Coronadite)は、黒色の単斜晶系鉱物である。2種類の酸化数の鉛とマンガンの三元酸化物を含む。この鉱物は、スペイン人のコンキスタドールで、アメリカ合衆国南西部を探検したフランシスコ・バスケス・デ・コロナドに因んで、スウェーデン系アメリカ人の地質学者で近代鉱床学の創始者ヴァルダマー・リンドグレーンが1905年に名付けた[1]。
コロナダイト | |
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分類 | 水酸化鉱物 |
シュツルンツ分類 | 4/D.08-70 |
Dana Classification | 7.9.1.4 |
化学式 | Pb(Mn4+6Mn3+2)O16 |
結晶系 | 単斜晶系 |
対称 | I2/m |
単位格子 | a=9.938, b=2.8678, c=9.834, Z = 1; β= 90.39° V = 280.26 |
モル質量 | 933.55 |
晶癖 | ブドウ房状、繊維状 |
モース硬度 | 4.5-5 |
光沢 | 亜金属質 |
色 | 暗灰色から黒色 |
条痕 | 茶色がかった黒色 |
透明度 | 不透明 |
密度 | 5.44 |
屈折率 | 2.72? |
多色性 | 茶灰色 |
不純物 | Fe, Al |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
出典
編集- ^ “Coronadite Mineral Data”. webmineral.com. 2022年8月20日閲覧。