コレゾフ RD-36ロシア語: Колесов РД-36)はソビエトの多様な超音速機に使用されたターボジェットエンジン

ジンスハイム自動車・技術博物館に展示されるTu-144に搭載されるRD-36-51

概要

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コレゾフ RD-36は多様な航空機に搭載されたが、なかでもTu-144D超音速旅客機に使用されたRD-36-51は代表的な形式と言える[1]。飛行速度に応じて開口部が変化する可変式ノズルを備える。

派生型

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RD-36-41
RD-36-51
RD-36-51A

RD-36-35

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搭載機

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'RD-36-35'

'RD-36-35PR'

'RD-36-35F'

'RD-36-35FV'

'RD-36-35FVR'

'RD-36-35K'

RD-36-41

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'VD-19' を原型として開発された。[4]. 推力 - 16 150 kgf

搭載機

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RD-36-51

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RD-36-51Aは単軸式のターボジェットエンジンで離陸時の推力は20,000 kgfで巡航時の推力毎の燃料消費量は1.22 kg/(kgf. h).[5] で最大航続距離は6,500 kmだった。

このエンジンはクズネツォフ NK-144ターボファンを置き換えるために開発され、その結果、満載時の航続距離が3,080kmから5,330kmに増えた[5]

OKB-36のP. A. Kolesovによって開発され、リビンスクエンジン製造工場で量産された。RD-36-51Aエンジンは旅客輸送用の超音速機であるTu-144Dのために開発された。簡略化のためにノズルが固定式に改良された高高度飛行用のRD-36-51Bはミスチャーエフ M-17に搭載された。エンジンの推力は68.6 kN (7000 kgf)だった。

RD36-51Aエンジンは全ての地上試験と飛行試験(Tu-144Dに搭載した飛行)を1973年から75年の間に合格した。エンジンは以下の諸元:[6]

  • 離陸時の最大推力 = 20,000 kgf
  • 超音速巡航飛行時最大推力 = 5000 kgf (高度= 18000 m, 速度= 2350 km / h)
  • 亜音速飛行時の最大推力= 3000 kgf (高度= 11000 m, 速度= 1000 km / h)
  • タービン入り口温度 = 1355 K
  • 直径 = 1486 mm
  • 全長 = 5976 mm
  • 重量 = 3900 kg

高高度飛行機であるM-17 "Stratosphere"のために単軸式のTRD RD36-51Bが開発された。RD36-51Aエンジンから固定式のノズルに改められ、高高度飛行のために酸素供給装置が追加された。エンジンは高度26,000 mで低速飛行(マッハ0.6)で長時間の運転をもたらした。

  • P = 7000 kgf
  • 推力毎の燃料消費 = 0,88 kg / kgf • h.

RD-36-51A / B は少数が生産された (およそ50基程度).

搭載機

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'RD-36-51A'

'RD-36-51B'

仕様 (RD-36-51)

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一般的特性

  • 形式: ターボジェット
  • 全長:
  • 直径:
  • 乾燥重量:

構成要素

  • 圧縮機: 軸流式

性能


関連

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脚注

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  1. ^ a b PSC «Tupolev» - TU-144 Archived 2008-09-20 at the Wayback Machine.
  2. ^ a b c “Engine” No. 4/2007 // Alexander Nikolaev “We take off vertically!”
  3. ^ Wings of the Motherland” No. 9/2001 // Vyacheslav Zayarin, Konstantin Udalov “The Concept of the Universal Vertical
  4. ^ a b "Aviation and Cosmonautics" No. 9-10 / 2001 // V. Rigmant "Long-range supersonic anti-aircraft fighters Tupolev interceptors "
  5. ^ a b Tupolev Tu-144, Gordon, Komissarov and Rigmant 2015,Schiffer Publishing Ltd., ISBN 978-0-7643-4894-5, p.248
  6. ^ ISBN 978-0-7643-4894-5