コルベット・デイトナ・プロトタイプ
コルベット・デイトナ・プロトタイプ (Corvette Daytona Prototype) は、北米のロレックス・スポーツカー・シリーズ(ユナイテッド・スポーツカー選手権の前身)に参戦する為に製作されたプロトタイプレーシングカー。このレースカーは、2012年シーズンにシボレーがこれまでの単なるエンジン・サプライヤーとしての関わり方ではなく、コンストラクターとしてデイトナ・プロトタイプのレースに復帰することを意味している。GMは、それまでポンティアックのブランド名でロレックス・スポーツカー・シリーズに関わってきたが、2010年にポンティアックのブランドが廃止されたのを機にこれまでの方針を転換した。
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カテゴリー | デイトナ・プロトタイプ(DP) |
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コンストラクター | シボレー |
主要諸元 | |
シャシー | 鋼管フレーム(ダラーラ、コヨーテ、ライリーの3社によって製作) |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン コイルスプリング・ダンパー作動式プッシュロッド |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン コイルスプリング・ダンパー作動式プッシュロッド |
トレッド |
(前) 1,657.3 mm (65.25インチ) (後) 1,644.6 mm (64.75インチ) |
エンジン | シボレー 5.5L V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速[1] シーケンシャル方式マニュアル |
主要成績 | |
チーム |
スピリット・オブ・デイトナ・レーシング サントラスト・レーシング ゲインスコ/ボブ・スターリングス・レーシング アクション・エクスプレス・レーシング ウェイン・テイラー・レーシング |
初戦 | 2012年のデイトナ24時間レース |
概要
編集2011年11月15日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイにおいて、プレス向けに公開された[2][3]。市販車のシボレー・コルベットのイメージを強く反映したデザインを基に、ダラーラ、コヨーテ、ライリーといったコンストラクターがシャシーを開発し、コルベットのデザイナーであるプラット・アンド・ミラー、シボレー、グランダムが製造した。
2012年シーズンのロレックス・スポーツカー・シリーズで、スピリット・オブ・デイトナ・レーシング、サントラスト・レーシング、ゲインスコ/ボブ・スターリングス・レーシング、アクション・エクスプレス・レーシングの4チームに供給されてレースに参戦した。
脚注
編集- ^ “Chevrolet Daytona Prototype(コルベット デイトナプロトタイプ)”. @wiki - 無料レンタルウィキサービス. 2016年3月6日閲覧。
- ^ “GM、シボレー コルベットのイメージのプロトタイプレースマシンを披露”. ライブドアブログ (2011年11月16日). 2016年3月7日閲覧。
- ^ “大幅シェイプアップ!? シボレーが2012年用コルベット・デイトナプロトタイプを公開”. http://motorsport-freaks.seesaa.net. オートスポーツ (2011年11月17日). 2016年3月7日閲覧。