コルト・ニューポリスは、アメリカ合衆国コルト社が開発し、1896年に登場したダブルアクション・スイング・アウト・リボルバーである。改良型のポリス・ポジティブ、派生型のポリス・ポジティブ・スペシャルについても解説する。

コルト・ニューポリス
概要
種類 回転式拳銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 コルト
性能
口径 .32コルト、.32S&W、.32ニューポリス
装弾数 6発
作動方式 ダブルアクション
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概要

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ニューポリスの構造は1895年に登場したニューポケットと同一である。大きな違いはグリップの長さであり、ニューポリスが若干長い。ニューヨーク警察は4,500丁を超える数を採用した。1905年製造終了、ポリス・ポジティブに引き継がれた。製造数は49,500丁[1]

ポリス・ポジティブ

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ポジティブ・ロック・セフティを搭載したニューポリスである。.38S&W口径、.38コルト・ニューポリス口径と.22口径「ターゲット・モデル」が追加された。4インチ銃身仕様で500g程度と軽量だった。1943年の製造終了までに406,725丁が製造された[2]

ポリス・ポジティブ・スペシャル

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1908年から発売された製品。.38スペシャル弾に対応してシリンダーの全長を約9.3ミリ延長している。同時にフレームも前後に延長された。コルト社の製品のなかでも長期に渡って製造され、1975年に一旦製造は中止されたが1977年に再開、最終の製品が製造されたのは1985年だった。製造数は750,000丁[3]

脚注

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出典

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  1. ^ 国際出版編 1991, p. 108.
  2. ^ 国際出版編 1991, p. 109.
  3. ^ 国際出版編 1991, pp. 109–110.

参考文献

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  • 国際出版編『コルトのすべて』国際出版〈別冊Gun Part6〉、1991年。 

関連項目

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  • ディテクティブスペシャル
    ポリス・ポジティブ・スペシャルと共通点が多い。文献によってはポリス・ポジティブ・スペシャルのバリエーションと解釈されることもある。
  • オフィシャルポリス
    ポリス・ポジティブ・スペシャルと同時期の製品。こちらは最初から.38スペシャル弾用に開発されたアーミースペシャルが元になっているため、ポリス・ポジティブ・スペシャルよりひとまわり大型の製品である。