コリー・ペイビン
コーリー・ペイビン(Corey Pavin、1959年11月16日 - )は、米国のプロゴルファー。「全米オープン」のメジャー1勝含めPGAツアーでは通算15勝を挙げている。小柄でドライバーの飛距離は出ないが、フェアウェイウッドと(第2打以降の)小技で、大柄な飛ばし屋に挑むことから、大学時代よりニックネームはブルドッグ。「ゴルフとは、アートとサイエンスの融合である」が持論。
Corey Pavin | |
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基本情報 | |
名前 | コリー・ペイビン |
生年月日 | 1959年11月16日(65歳) |
身長 | 5 ft 9 in (1.75 m) |
体重 | 155 lb (70 kg; 11.1 st) |
出身地 | カリフォルニア州オックスナード |
経歴 | |
プロ転向 | 1982年 |
成績 | |
優勝回数 | 28勝 |
初優勝 | 1983年ルフトハンザ・ジャーマンオープン |
プロフィール
編集カリフォルニア州オックスナード出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業後の1982年にプロデビューする。1991年にPGAツアー賞金王となる。1994年に「東海クラシック」で日本ツアー勝利、翌1995年には初開催から100年後の「第95回全米オープン」でメジャー初優勝を果たした。この全米オープンが開催されたシネコックヒルズゴルフクラブは、全米オープンに初挑戦したアマチュアのタイガー・ウッズが手首を故障して途中棄権に至るほど深いラフ(フェスキュー)とブッシュがセッティングされ、グリーンも固く高速であった。最終日ペイビンは首位と3打差の5位タイスタート、15番ホールで最終組のグレグ・ノーマンとトム・レーマンを逆転して首位に立ち、1打リードした状態で最終ホール(450ヤードの長いパー4、2打目から打ち上げ)に臨み、強烈なプレッシャーと強風の中で、残り228ヤードの第2打を4番ウッドで低いドローボールを打つとボールはピンそば約1.5mに寄り、2パットで逃げ切って優勝した。この大会ではブレード型パターを使用したが、キャッシュイン型のパターも愛用している。
2006年の「USバンク・オブ・チャンピオンシップ」ではPGAツアー8年ぶりに勝利した。