コモロ・イスラム連邦共和国

コモロ・イスラム連邦共和国
République fédérale islamique des Comores(フランス語)
جمهورية القمر الاتحادية الإسلامية(アラビア語)
コモロ国 1978年 - 2001年 コモロ
コモロの国旗 コモロの国章
国旗国章
公用語 フランス語
コモロ語
アラビア語
宗教 イスラム教
首都 モロニ
大統領
1978年 - 1989年 アーメド・アブダラ
1999年 - 2001年アザリ・アスマニ
変遷
アリ・ソイリの失脚 1978年5月13日
国号変更2001年12月
現在コモロの旗 コモロ連合

コモロ・イスラム連邦共和国(コモロ・イスラムれんぽうきょうわこく、フランス語: République fédérale islamique des Comores)は、かつてコモロに存在したイスラム共和制国家である。1978年、反フランス路線を貫いてきたアリ・ソイリ大統領が殺害され、アーメド・アブダラが実権を握った。アブダラの政権下では、ボブ・ディナールが大統領の警護隊長となり、事実上の国家の支配者となった。

1989年、長期にわたり独裁体制を維持してきたアブダラ大統領が暗殺され、1992年のクーデター未遂、1995年に発生した1989年にコモロから撤退させられたディナールとその傭兵が、モハメド・ジョハル大統領に対してクーデターを起こしたりと波乱に満ちた時代を経て、2001年12月にグランドコモロ島アンジュアン島モヘリ島の指導者が調印したフォンボニ協定フランス語版に基づいて[1]、国号をコモロ連合へと変更した。

脚注

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  1. ^ Accord cadre pour la reconciliation aux Comores (Accord de Fomboni)” (フランス語). UN Peacemaker (2001年2月17日). 2024年5月1日閲覧。