コネチカット州会議事堂
コネチカット州会議事堂(コネチカットしゅうかいぎじどう、Connecticut State Capitol)は、アメリカ合衆国コネチカット州の州都ハートフォードに立地する同州議会の議事堂。コネチカット州議会の上下両院の本会議場のほか、州知事室、州副知事室、州務長官室などが置かれている。
Connecticut State Capitol | |
North facade of the Connecticut State Capitol, facing Bushnell Park. | |
所在地 | コネチカット州ハートフォード |
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座標 | 北緯41度45分50.89秒 西経72度40分58秒 / 北緯41.7641361度 西経72.68278度座標: 北緯41度45分50.89秒 西経72度40分58秒 / 北緯41.7641361度 西経72.68278度 |
建設 | 1872-1878 |
建築家 | リチャード・M・アップジョン, (1802-1878), with ジェームズ・G・バターソン, (1823-1901). |
建築様式 | "Eastlake Movement" style |
NRHP登録番号 | 70000834 |
指定・解除日 | |
NRHP指定日 | 1970年12月30日[1] |
NHL指定日 | 1970年12月30日[2] |
このゴシック様式の庁舎はイングランドの建築家リチャード・M・アップジョンの設計によるもので、1871年に建設が始められ、7年の歳月と250万ドル(当時)の費用を費やして完成し、1879年1月から旧州会議事堂に代わって、州会議事堂として使用されるようになった[3]。この庁舎は1970年に国家歴史登録財、および国定歴史建造物に指定された[4][5]。
庁舎の外観には州内のイーストカナーン産の大理石、およびロードアイランド州ウェスタリー産の御影石が用いられている。庁舎を上から見るとほぼ長方形をしており、南側に別館が建てられている。庁舎への入口は東西両側に設けられている。東側の入口は数点の州の政治・社会史上重要な人物の像、胸像、および彫刻で装飾されているのに対し、西側の入口は像のみである。また、壁画には州の歴史上重要な場面が描かれている(ただし、北側のドアの壁画には州章が描かれている)。庁舎の高さは78.3mで、一番上には金箔の貼られたドームが被せられている。ドームの周囲には農業、商業、教育、音楽、科学、軍事を象徴する12体の像が立て並べられている[6]。庁舎の内装には、州内で産出された白い大理石、および赤いスレートのほか、イタリア産の色付き大理石が用いられている。
脚注
編集- ^ National Park Service (23 January 2007). "National Register Information System". National Register of Historic Places. National Park Service.
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引数が必須です。 (説明) - ^ “Connecticut State Capitol”. National Historic Landmark summary listing. National Park Service. 2007年10月3日閲覧。
- ^ State Capitol. State of Connecticut. 2002年8月5日.
- ^ Connecticut State Capitol. National Historic Landmark summary listing. National Park Service.
- ^ Snell, Charles W. National Register of Historic Places Inventory-Nomination, Photos. National Park Service. 1970年7月7日.(PDFファイル)
- ^ Roth, David M. Connecticut's New State Capitol. Connecticut Heritage.