コスモス2251号
コスモス2251号 (露:Космос-2251) とはロシア連邦が打ち上げたストレラ2M型軍事通信衛星である。52機製造された同型式のうち、51番目に製造された。
コスモス2251号 (Космос-2251) | |
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所属 | ロシア |
主製造業者 | Reshetnev設計局 |
国際標識番号 | 1993-036A |
カタログ番号 | 22675 |
状態 | 運用終了 |
目的 | 軍事通信 |
設計寿命 | 5年 |
打上げ機 | コスモス3M |
打上げ日時 | 1993年6月16日04:20(UTC) |
消滅日時 |
2009年2月11日 (衝突事故により破壊) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 直径 2.04 m × 全長 3.00 m |
質量 | 900 kg |
姿勢制御方式 | スピン安定 |
軌道要素 | |
周回対象 | 地球 |
軌道 | 低軌道 |
近点高度 (hp) | 783 km |
遠点高度 (ha) | 821 km |
離心率 (e) | 0.0016015 |
軌道傾斜角 (i) | 74 度 |
1993年6月16日4時20分(UTC)にプレセツク宇宙基地からコスモス3Mロケットで打ち上げられた[1]。1990年代末には運用を終了していたが、2009年2月11日16時55分(UTC)、北シベリア上空約790kmでイリジウム社の運用する通信衛星イリジウム33と衝突し、500個以上のスペースデブリを発生させた[2]。これは人工衛星同士の非意図的な衝突としては世界初のものである。