コサフランモドキ
ヒガンバナ科の植物の一種
コサフランモドキ(学名:Zephyranthes rosea)は、ヒガンバナ科タマスダレ属の多年生草本。
コサフランモドキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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コサフランモドキ
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Zephyranthes rosea (Spreng.) Lindl.[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Pink rain lily, cuban zephyr lily |
特徴
編集濃桃色の花を降雨後に一斉に咲かせる。花被は6枚ほどで、直径4センチメートルほどの花を長さ20センチメートルほどの花茎の先に単生する。サフランモドキに似るが、姿形が一回り小さく、花色は濃い。
地下にあるラッキョウ型の鱗茎から葉を束生状に出す。葉は線形または長楕円状で長さ15-24センチメートル、幅6ミリメートルほどで先は円形、全縁で両面無毛。葉表は光沢があり、船底状に凹む[2][3]。
分布と生育環境、利用
編集熱帯アメリカ(グアテマラ、キューバ、西インド諸島)原産。東南アジアで観賞用として広く栽培され、帰化もしている。沖縄では、1972年の本土復帰から1975年の海洋博覧会にかけて道路沿いや花壇縁取りとして利用され、逸出野生化がみられるようになった[2][3]。
タマスダレ属のなかでも耐寒性は弱い[4]。
脚注
編集参考文献
編集- Knox, Gary W. (2005), “Rainlily, Zephyranthes and Habranthus spp.: Low Maintenance Flowering Bulbs for Florida Gardens”, Institute of Food and Agricultural Sciences Extension (University of Florida) (ENH1151): 1–12
- 池原直樹『沖縄植物野外活用図鑑 第9巻 あかね科~らん科』新星図書出版、1989年。
- 植村修二ほか編著『増補改訂 日本帰化植物写真図鑑 第2巻 -Plant invader 500種-』全国農村教育協会、2015年、298頁。ISBN 9784881371855。
外部リンク
編集- ゼフィランサス 花とみどりの図鑑 Garden Vision
- ゼフィランサス みんなの趣味の園芸 NHK出版
- Zephyranthes rosea Flora & Fauna Web - National Parks Board, Singapore Government Agency Website