『ココア共和国』(ここあきょうわこく)は、宮城県仙台市に拠点を置く[1]一般財団法人あきは詩書工房が発行する、現代詩月刊雑誌である。

歴史と特徴

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2020年4月1日に『4月創刊号』を発行[2]

招待された詩人やライターが執筆した『招待』『招待エッセイ』などが掲載されている。

また、『詩の投稿』を受け付けており、ホームページの投稿フォームより、毎月1作品を投稿できる。「詩の新たな抒情や、理論と方法論の実験に満ちた、新鋭の詩人を発掘することを目的」として、3つの賞を設け、詩誌に年間2作以上投稿した詩人(プロを除く)を対象に毎年選考を行っている(後述)。くわえて、編集部および各賞審査員が気に入った詩は毎月本誌に掲載される。『紙の本』(¥770)には傑作集ⅠⅡⅢが掲載され、『電子本』(¥275)には傑作集に加え佳作集ⅠⅡⅢも掲載されている。

いがらしみきお賞

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概要

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審査員によってのみ選考が行われ、編集部は一切関与しない(他の各賞も同様)。毎年1名が選出される

選考委員

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いがらしみきお、クマガイコウキ

賞金

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20万円

受賞者一覧

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秋吉久美子賞

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[4]

概要

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毎年1名が選出される。いがらしみきお賞と同様の形態の賞。

選考委員

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秋吉久美子齋藤貢

賞金

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20万円

受賞者一覧

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[5]

概要

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YSとは、詩誌『詩想』を主宰していた仙台出身の詩人・佐藤幸雄[6](1948年-2008年)のイニシャルである。かつて宮城県詩人会が第5回までは主催、その後中断していたものをあきは詩書工房が再開した。佐藤の遺志により、青少年の詩作に対する意欲を高揚するために設けられた賞である。20歳未満の投稿者の中から毎年1名が選出される[5]

選考委員

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秋亜綺羅佐々木貴子

賞金

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20万円

受賞者一覧

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脚注

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  1. ^ あきは詩書工房一般財団法人 | 2023年09月13日更新”. SalesNow DB. 2025年1月26日閲覧。
  2. ^ 月刊ココア共和国4月創刊号”. あきは詩書工房. 2025年1月26日閲覧。
  3. ^ いがらしみきお賞”. あきは詩書工房. 2025年1月26日閲覧。
  4. ^ 秋吉久美子賞”. あきは詩書工房. 2025年1月26日閲覧。
  5. ^ a b YS賞”. あきは詩書工房. 2025年1月26日閲覧。
  6. ^ 詩誌 「詩想」 佐藤幸雄追悼特集号が出ました、秋亜綺羅ブログ、2011年9月7日