コインシャワー
コインシャワーは有料の無人シャワー設備である。
歴史
編集コインシャワーは1977年に株式会社タニモト(大阪府豊中市)の谷本年春が開発したのが始まりとされる[1]。24時間営業が可能なコインシャワーは特に銭湯の営業時間外の深夜において人気となっていった[2]。
その後、不潔な設備や設備内で倒れる事件が問題となり、東京都では1989年4月1日より「東京都コインシャワー営業施設の衛生指導要綱」[3]を施行した[4]。
設置場所
編集コインシャワーは海の家や高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、観光地やスポーツクラブ、ネットカフェや漫画喫茶、道の駅などに設置されている。避難所の入浴施設として災害用シャワーも導入されている[5]。
高速道路
編集高速道路ではコインシャワーの設置される場所が増えている[6][7]。
高速道路においてコインシャワーが設置されている施設は以下となっている:
- NEXCO東日本管内[8]
- 安積パーキングエリア(上下)
- 金成パーキングエリア(上下)
- 大積パーキングエリア(上下)
- 千代田パーキングエリア(上下)
- 寄居パーキングエリア(上り)
- 塩沢石打サービスエリア(下り)
- NEXCO中日本管内[9]
- 中井パーキングエリア(下り)
- 鮎沢パーキングエリア(上り)
- 牧之原サービスエリア(上下)
- 豊田上郷サービスエリア(下り)
- NEOPASA駿河湾沼津(上下)
- NEOPASA静岡(上下)
- 掛川パーキングエリア(上下)
- NEOPASA浜松(上下)
- NEOPASA岡崎(上下)
- 多賀サービスエリア(下り)
- 徳光パーキングエリア(下り)
- 鈴鹿パーキングエリア(上下)
- 伊吹パーキングエリア(上り)
- 恵那峡サービスエリア(下り)
- 関サービスエリア(上り)
- NEXCO西日本管内[10]
- 草津パーキングエリア(上下)
- 大津サービスエリア(下り)
- 淡河パーキングエリア(上下)
- 瀬戸パーキングエリア(上り)
- 小谷サービスエリア(下り)
- 佐波川サービスエリア(上り)
- 吉志パーキングエリア(下り)
- 安佐サービスエリア(上下)
出典
編集- ^ コインシャワーの歴史 株式会社タニモト
- ^ 『月刊言語 第17巻9〜12号(通巻201~204号)』 大修館書店 1988年
- ^ [1]
- ^ 『国民自治年鑑 '90』 日本社会党 1990年 ISBN 978-4930886422
- ^ 災害対策用コインシャワー 株式会社タニモト
- ^ “高速道路「泊まれるSA」なぜ増えた リフレッシュ施設充実 そもそも長時間いていいの?”. 乗りものニュース. (2018年3月18日)
- ^ “東日本エリアのSA・PA、進化が止まらない!…トラックドライバーが利用しやすい設備も”. レスポンス. (2022年1月22日)
- ^ サービスエリア検索結果 - 施設・サービス シャワー NEXCO東日本
- ^ 宿泊施設&入浴施設 - コインシャワー NEXCO中日本
- ^ シャワーステーション NEXCO西日本
外部リンク
編集- コインシャワー 東京都福祉保健局