ゲルマニウム化コバルト
ゲルマニウム化コバルト(Cobalt germanide, CoGe)は金属間化合物で、コバルトのゲルマニウム化物である。
ゲルマニウム化コバルト | |
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結晶構造
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Cobalt germanide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 12292-35-2 |
PubChem | 78062144 |
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特性 | |
化学式 | CoGe |
モル質量 | 131.56 g/mol |
磁化率 | 1.3×10−6 emu/g[1] |
構造 | |
結晶構造 | 単斜晶系[1] |
空間群 | C2/m (No. 12), mS16 |
格子定数 (a, b, c) | a = 1.165 nm Å,b = 0.3807 nm Å,c = 0.4945 nm Å |
格子定数 (α, β, γ) | α = 90°, β = 101.1°, γ = 90° |
危険性 | |
引火点 | Non-flammable |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | ケイ化コバルト |
その他の陽イオン | ゲルマニウム化鉄 ゲルマニウム化マンガン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
立方晶の結晶(空間群 P213, cP8, a = 0.4631 nm)は、コバルトとゲルマニウムの粉末を圧力4 GPa、温度800-1000℃で1-3時間処理することで得られる。反転中心がないためらせん状で、右巻きと左巻きのキラリティがある。準安定状態であり、続けて常圧で600℃に加熱すると単斜晶系に変化する[1]。
出典
編集- ^ a b c d Takizawa, H.; Sato, T.; Endo, T.; Shimada, M. (1988). “High-pressure synthesis and electrical and magnetic properties of MnGe and CoGe with the cubic B20 structure”. Journal of Solid State Chemistry 73 (1): 40–46. Bibcode: 1988JSSCh..73...40T. doi:10.1016/0022-4596(88)90051-5.