ゲッタウェイ ブラックマンデー
『ゲッタウェイ ブラックマンデー』(The Getaway: Black Monday)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパ(SCEE)のロンドンスタジオの子会社、イギリスの チーム ソーホー(Team Soho)が開発し、欧米ではSCEEから発売されていたPlayStation 2用のクライムアクションゲームである。前作ゲッタウェイの続編にあたる。日本ではセガから2005年11月10日に発売された。
ジャンル | アクション |
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対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | Team SOHO |
発売元 |
Sony Computer Entertainment Europe (SCEE) セガ(日本版のみ) |
人数 | 1人 |
メディア | DVD |
発売日 | |
対象年齢 | |
エンジン | Kinetica |
概要
編集ロンドンを舞台に、裏社会の抗争に巻き込まれる3人の男女を描いたアクションゲーム。 ライセンスを受けた、ボクスホールやルノーといったヨーロッパの主要な自動車・バイクメーカーの車やバイクに乗って行動することができる。なお、アメリカ合衆国版ではこれらの車以外にも、オレンジ色のスポーツカーやニューヨーク市で使用されているタクシー(フォード・クラウンビクトリア)を運転することができる。 日本語版では、菊地浩司監修による日本語字幕にも対応している[1]。
登場人物
編集メインキャラクター
編集- ベン・ミッチェル(Ben Mitchell)
- 主人公の1人。1973年11月24日生まれ。通称ミッチ。
- ロンドン警視庁の特殊部隊SO19に所属する警官で、階級は巡査部長。
- モデルガンを持った10代の青年を誤って撃ち殺し、停職処分を受けた過去を持つ。無口で性格は気難しい。
- エディ・オコナー(Eddie O'Connor)
- 主人公の1人。1963年10月12日生まれ。
- アマチュアボクサー。親友であるダニーの借金を返すために強盗に参加する。
- サム・トンプソン(Sam Thompson)
- 主人公の1人。1985年生まれ。
- 女性ハッカー。強盗の際はカードの暗証番号を盗む役割を担った。
- ジャッキー・フィリップス(Jackie Philips)
- リーヴァイを追っていた女性記者。シーブス・イン・ローに命を狙われている。
特殊部隊SO19
編集- モンロー(Munroe)
- 隊長であり、ミッチの良き理解者。階級は警部。
- ジャック・ハーヴェイ(Jack Harvey)
- 武装隊員。ムードメーカー的存在でミッチにも気さくに話しかけてくれる。
- ポール・エバンス(Paul Evans)
- 武装隊員。減らず口でミッチに対して何かと嫌味を言う。
- ストッパード(Stoppard)
- 武装隊員の1人。影が薄い。
- フィンチ(Finch)
- 監視を担当している隊員。他の隊員からは馬鹿にされている。
ボクシング・ジム
編集- ダニー・ウエスト(Danny West)
- エディの親友であり元プロボクサー。現在はエディのトレーナー。サムの母親と付き合っている。
- ジマー・コリンズから借金をしてしまい、暗証番号を盗むよう強要されたため、スコベル銀行強盗の実行に移る。
- エロール(Errol)
- 大柄な黒人。強盗の際にエディと共に警備員に変装して潜入した。
- スリーブス(Sleeves)
- 黒人の少年。彼の母親がエディとエロールが着る警備員の服装を作った。
- ジョン(John)
- 強盗の際に掃除屋を担当した男。バーを経営している。
- アーサー(Arthur)
- 強盗の際に錠破りを担当した老人。
コリンズ一味
編集- ジマー・コリンズ(Jimmer Collins)
- コリンズ一味のボス。偽造カードの作成に携わっている。
- 前作に登場したニック・コリンズ(Nick Collins)の弟でもある。
- ヘクター(Hector)
- ジマー・コリンズの部下でカジノの胴元を務めている。他にもピンク映画の撮影も行っている。
- デビッド・グリーン(David Green)、サビー・ジョーンズ(Savvy Jones)、リアム・スペンサー(Liam Spencer)
- ジマー・コリンズの部下たち。
シーブス・イン・ロー(合法な泥棒)
編集メンバーは東欧各国から集まっている。武器、資産、家と引き換えに仕事している冷酷非道な組織。資金源は底なしで合法な隠れみのを持つ。
- ビクター・スコベル(Viktor Skobel)
- スコベル銀行を運営するスコベル・グループのトップ。
- 恐怖で人を操り、沈黙を破れば殺す。
- アレクセイ(Alexei)
- 情報を得るために相手の歯を抜くため、歯医者とも呼ばれている。
- 戦略家でビクターの腹心。拷問が好きでかなりの変態だが、天才でもある。
- ナディア・プルシュナトバ(Nadya Prushnatova)
- 元軍部だが、今では一味の戦略を考えるリーダー格。
- ユーリ・ゴルソイ(Yuri Gorsoy)
- エストニアの元レスラー。ナディアの従順な部下。
- リーヴァイ・ストラトフ(Levi Stratov)
- カウボーイ気取りのラトビア人。
- 仲間と車を盗んでは偽装して東欧へ運んでいる。
- ジャマール(Jamahl)
- 前作にも登場したジャマイカ系マフィア、ヤーディーのボス。
- 今作ではシーブス・イン・ローと同盟を結んでいる。
脚注
編集- ^ “The Getaway Black Monday”. セガ. 2009年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月7日閲覧。