ケンブリッジ学派
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哲学・思想
編集- ケンブリッジ学派 (思想史) - 20世紀後半のQ・スキナー、J・G・A・ポーコック、ジョン・ダンら。論点は西洋政治思想史の方法論。[1][2] →インテレクチュアル・ヒストリー
- ケンブリッジ分析学派 - 20世紀初頭のケンブリッジ大学哲学科に所属したラッセル、ムーア、前期ウィトゲンシュタインら。いわゆる分析哲学の祖。日常言語学派と対比される。[3][4]
- ケンブリッジ・プラトン学派 - 17世紀のウィチカットら。
経済・歴史
編集- ケンブリッジ学派 (経済学) - 20世紀初頭のマーシャル、ピグー、ケインズ、デニス・ロバートソン、ジョーン・ロビンソンら[5]。→新古典派経済学
- ケンブリッジ学派 (歴史学) - 20世紀後半のJ・ギャラガーら。論点は大英帝国の貿易史・非公式帝国。
- ケンブリッジ・グループ - 20世紀後半のリグリーら。論点は歴史人口学。
- ケンブリッジ儀礼学派 - 20世紀初頭のJ・E・ハリソン、F・M・コーンフォードら。論点はギリシア古典学・社会人類学。「ケンブリッジ典礼学派」とも。
関連項目
編集- カフェテリア・グループ - 上記のケインズやウィトゲンシュタインからなる分野横断的なグループ
- ブルームズベリー・グループ
脚注
編集- ^ 岩波書店の雑誌『思想』で数回特集が組まれた。(『思想』2008年3月号、『思想』2017年5月号、『思想』2019年7月号)
- ^ 半澤孝麿『回想のケンブリッジ』みすず書房、2019年。ISBN 978-4-622-08808-0 。
- ^ 『ケンブリッジ分析学派』 - コトバンク
- ^ 笠木雅史「ケンブリッジ分析学派の興亡:―「言語論的転回」はいつ起こったのか?―」『科学哲学』第51巻第2号、日本科学哲学会、2018年、3-27頁、doi:10.4216/jpssj.51.2_3、ISSN 0289-3428、NAID 130007751490。
- ^ 『ケンブリッジ学派』 - コトバンク
関連文献
編集- 平井俊顕「ケンブリッジ学派における2つの流れ:景気変動論を中心として」『経済学史学会年報』第30巻第30号、経済学史学会、1992年、86-90頁、doi:10.11498/jshet1963.30.86、ISSN 0453-4786、NAID 130004246062。