ケプラー174d(英語:Kepler-174d)とは地球から見てこと座の方向に約1270光年離れたところにある太陽の6割の質量半径を持つ恒星ケプラー174公転している太陽系外惑星である。大きさは地球の2.14倍である[4]。この大きさからケプラー174dは地球より大きい岩石惑星スーパーアースと小型のガス惑星の両方に可能性がある。主星から0.677AU離れており[3]、これは太陽系では金星軌道(0.72AU)に相当する距離を247.4日で公転している[4]。(金星の公転周期は224.7日)その為、ケプラー174dはハビタブルゾーンの外縁の縁を公転しており、表面温度は212K(-61℃)[4]と人間には若干、寒い環境にあるが、生命が存在していくには十分な環境とされている。

ケプラー174d
Kepler-174d
星座 こと座[1]
分類 太陽系外惑星
発見
発見日 2014年2月26日(公表)[2]
発見者 Jason F. Rowe ら[2]
発見場所 ケプラー宇宙望遠鏡[2]
発見方法 トランジット法[2]
現況 公表
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 0.677 au[3]
公転周期 (P) 247.4 日[4]
軌道傾斜角 (i) 89.95 °[要出典]
準振幅 (K) 14.3 m/s[4]
ケプラー174の惑星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  19h 09m 45.41s[5]
赤緯 (Dec, δ) +43° 49′ 55.5″[5]
距離 1268光年
(389 pc[5])
物理的性質
半径 2.14 R[4]
平衡温度 212 K[4]
他のカタログでの名称
KOI-518d[5], KOI-518.03[5], KIC 8017703d[5], 2MASS J19094540+4349555d[5]
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大きさの比較
海王星 ケプラー174d
海王星 Exoplanet

脚注

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  1. ^ Kepler-174 (Planet Orbiting Star) Facts”. Universe Guide. 2020年5月19日閲覧。
  2. ^ a b c d Rowe, Jason F. et al. (2014). “Validation of Kepler's Multiple Planet Candidates. III. Light Curve Analysis and Announcement of Hundreds of New Multi-planet Systems”. The Astrophysical Journal 784 (1): 20. arXiv:1402.6534. Bibcode2014ApJ...784...45R. doi:10.1088/0004-637X/784/1/45. 
  3. ^ a b Planet Kepler-174 d”. The Extrasolar Planets Encyclopaedia (2014年3月6日). 2020年5月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g Kipping, David M. et al. (2015). “The Hunt for Exomoons with Kepler (HEK): V. A Survey of 41 Planetary Candidates for Exomoons”. The Astrophysical Journal 813 (1): 17. arXiv:1503.05555. Bibcode2015ApJ...813...14K. doi:10.1088/0004-637X/813/1/14. 
  5. ^ a b c d e f g Kepler-174 d”. NASA Exoplanet Archive. NASA Exoplanet Institute. 2020年5月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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