ケプラー1701b
太陽系外惑星
ケプラー1701bとは、地球から約1904光年離れた場所に位置する恒星 ケプラー1701 の周囲を公転している太陽系外惑星である[3][2]。KOI-4054 bや2MASS J19062613+4153216 b、WISE J190626.12+415321.5 bとも呼称される。
ケプラー1701b Kepler-1701b | ||
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分類 | 太陽系外惑星 海王星型惑星 | |
軌道の種類 | 周回軌道 | |
発見 | ||
発見年 | 2020年[1] | |
発見者 | ケプラー宇宙望遠鏡[1] | |
軌道要素と性質 | ||
軌道の種類 | 周回軌道 | |
公転周期 (P) | 169.134 日[2] | |
ケプラー1701の惑星 | ||
衛星の数 | 0 | |
位置 | ||
赤経 (RA, α) | 19h 06m 26.13s[2] | |
赤緯 (Dec, δ) | +41° 53′ 21.6″[2] | |
固有運動 (μ) | 赤経: 0.3229 ミリ秒/年[2] 赤緯: -10.5659 ミリ秒/年[2] | |
年周視差 (π) | 1.6832 ± 0.0196ミリ秒[2] (誤差1.2%) | |
距離 | 1940 ± 20 光年[注 1] (594 ± 7 パーセク[注 1]) | |
物理的性質 | ||
半径 | 0.1982 RJ[2] | |
他のカタログでの名称 | ||
2MASS J19062613+4153216 b[2] KIC 6428794 b[2] KOI-4054 b[2] WISE J190626.12+415321.5 b[2] |
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概要
編集地球 | ケプラー1701b |
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ケプラー1701bはケプラー宇宙望遠鏡によるトランジット法を用いた観測で発見され、2020年8月にケプラーの観測データの中から存在が確認された50の惑星の中に含まれていた惑星である[1]。公転周期は約169日[2]。地球の約2倍の大きさを持つ海王星型惑星とされている[2][4]。
居住可能性
編集ケプラー1701bの表面温度は275ケルビン(1.85℃)であり、楽観的に居住可能な惑星としてリストされている[3]。そこには、地球型惑星以外の惑星や表面に液体の水を維持することのできる可能性の低い惑星が記載されている。ケプラー1701bの地球類似性指標(ESI)は0.71である。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “Exoplanet Validation with Machine Learning: 50 new validated Kepler planets”. astrophysics data system. 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “Kepler-1701 b”. NASA Exoplanet Archive. 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b “Optimistic Sample of Potentially Habitable Exoplanets”. Planetary Habitability Laboratory (2020年10月5日). 2020年10月18日閲覧。
- ^ “Kepler-1701 b”. Exoplanet Catalog. 2020年10月18日閲覧。