ケニアショッピングモール襲撃事件
ケニアショッピングモール襲撃事件(ケニアショッピングモールしゅうげきじけん)は、2013年にケニアの首都ナイロビの高級ショッピングモールが武装集団によって襲撃されたテロ事件である[3]。
ケニアショッピングモール襲撃事件 | |
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2013年9月23日の煙が立ち込めるウエストゲートモール | |
場所 | ケニア・ナイロビウェストランズ |
座標 | 南緯1度15分25秒 東経36度48分12秒 / 南緯1.25694度 東経36.80333度座標: 南緯1度15分25秒 東経36度48分12秒 / 南緯1.25694度 東経36.80333度 |
日付 |
2013年9月21日 ~12:00–12:30 少なくとも50時間 (UTC+3) |
攻撃手段 | 大量虐殺、銃乱射 |
武器 |
AK-47[1] 手榴弾 |
死亡者 | 67 |
負傷者 | 175[2] |
犯人 | アル・シャバブ |
事件概要
編集2013年9月21日正午(現地時間)頃[4]、ケニアのナイロビにある大型の商業施設「ウェストゲート」に武装グループが侵入した。武装グループは店内で銃を乱射し、手榴弾を爆発させたと見られる。
23日午前、治安部隊が施設へ突入急襲し、人質のほぼ全員を救出した。24日夜、ウフル・ケニヤッタ大統領はテレビ演説で事件の終結を宣言した。
この事件で、民間人61人と兵士6人が死亡、240余人の死傷者が出た。
襲撃グループ
編集当初は、10-15人と推測された襲撃グループであったが、後に店内の防犯ビデオを検証した結果4-6人(全員死亡)であることが判明している。
また、事件の最中に指摘されたテロリスト、「白い未亡人」の参加は、ナイロビの警察当局に否定されている[5]。
この事件についてソマリアに拠点を置くイスラーム勢力アル・シャバブが犯行声明を出したほか、後に同組織の最高指導者アハマド・アブディ・ゴダネが事件に関与したことを語っている[6]。
脚注
編集- ^ Blair, Edmund. “Islamists claim gun attack on Nairobi mall, at least 39 dead”. Reuters. オリジナルの2013年9月22日時点におけるアーカイブ。 22 September 2013閲覧。
- ^ “Kenyan military frees most hostages at mall”. Raidió Teilifís Éireann (19 February 2013). 24 September 2013閲覧。
- ^ “ソマリアのイスラム過激派が犯行声明 ケニア襲撃”. 日本経済新聞社 (2013年9月22日). 2020年10月3日閲覧。
- ^ “ケニア襲撃 こう着状態続く”. NHKニュース (2013年9月23日). 2013年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月24日閲覧。
- ^ “ケニア商業施設襲撃、武装グループは6人以下”. フランス通信社. (2013年10月7日) 2013年10月18日閲覧。
- ^ “米国、ソマリア過激派最高幹部を空爆で殺害と発表”. AFPBBNews (フランス通信社). (2014年9月6日) 2014年9月6日閲覧。