グルタミナーゼ
グルタミナーゼ〈Glutaminase; EC 3.5.1.2〉はアミドヒドラーゼ酵素の一種で、グルタミンからグルタミン酸を産生する。グルタミナーゼは組織固有のアイソザイムが存在する。
グルタミナーゼは次の反応を触媒する。
グルタミナーゼは門脈周辺の肝細胞で発現しており、尿素生合成の為のNH3 (アンモニア)発生に関与している。
グルタミナーゼは尿細管の上皮細胞でも発現しており、アンモニウムイオンとして分泌されるアンモニアを産生している。アンモニウムイオンの分泌は腎の酸塩基調節に重要な働きである。アシドーシスではグルタミナーゼは腎で誘導され、それによりアンモニア分泌量が増大する。
出典
編集外部リンク
編集- IUBMB entry for 3.5.1.2
- KEGG entry for 3.5.1.2
- BRENDA entry for 3.5.1.2
- NiceZyme view of 3.5.1.2
- EC2PDB: PDB structures for 3.5.1.2
- PRIAM entry for 3.5.1.2
- PUMA2 entry for 3.5.1.2
- IntEnz: Integrated Enzyme entry for 3.5.1.2
- MetaCyc entry for 3.5.1.2
- Atomic-resolution structures of enzymes belonging to this class
- National Library of Medicine - Medical Subject HeadingsMeSH 〈英語〉