グリーン・ホーネット (映画)
『グリーン・ホーネット』(The Green Hornet)は、2011年公開のアメリカ映画。テレビドラマやラジオドラマなどで知られる『グリーン・ホーネット』の映画化である。
グリーン・ホーネット | |
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The Green Hornet | |
監督 | ミシェル・ゴンドリー |
脚本 |
エヴァン・ゴールドバーグ セス・ローゲン |
製作 | ニール・H・モリッツ |
製作総指揮 |
エヴァン・ゴールドバーグ マイケル・グリロ オリ・マーマー セス・ローゲン ジョージ・W・トレンドル・Jr |
出演者 | セス・ローゲン |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
撮影 | ジョン・シュワルツマン |
編集 | マイケル・トロニック |
製作会社 | オリジナル・フィルム |
配給 |
コロンビア ピクチャーズ SPE |
公開 |
2011年1月14日 2011年1月22日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $120,000,000[1] |
興行収入 |
$225,868,000[1] 5億9000万円[2] |
ストーリー
編集ロサンゼルスの新聞社の社長の息子・ブリットは父が蜂に刺されショック死したことがきっかけに急遽、社長の座についた。ブリットは父の運転手をしていた上海出身の日本人でエンジニア兼バリスタのカトーとの出会いをきっかけにそれまでの放蕩ぶりを反省して正義感に目覚め、「ロスから悪党を消す」ことを誓う。ふたりは「発明家」でもあるカトーが開発したスーパーマシン「ブラック・ビューティー」を愛車に、濃緑の仮面とスーツに身を包んだ「グリーン・ホーネット」として悪党たちに挑む。 しかし、新しく秘書として雇ったセクシーなインテリ美女をめぐり、ブリットとカトーの間には不協和音が生じる。
やがてブリットは父の死に「ロスの暗黒街の大物」がかかわっていることを知り、これに立ち向かおうとする…。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替[3] |
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ブリット・リード / グリーン・ホーネット | セス・ローゲン | 山寺宏一 |
カトー | ジェイ・チョウ | 森田成一 |
レノア・ケース | キャメロン・ディアス | 林真里花 |
ジェームズ・リード | トム・ウィルキンソン | 小島敏彦 |
ベンジャミン・チュドノフスキー | クリストフ・ヴァルツ | 安原義人 |
フランク・スカンロン | デヴィッド・ハーバー | 丸山壮史 |
マイケル・アックスフォード | エドワード・ジェームズ・オルモス | 斎藤志郎 |
ポパイ | ジェイミー・ハリス | 家中宏 |
チリ | チャド・コールマン | 乃村健次 |
タッパー | エドワード・ファーロング | 佐藤せつじ |
ダニー・“クリスタル”・クリア | ジェームズ・フランコ[4] | 小西克幸 |
女性記者 | ジル・レメズ | ちふゆ |
男性記者1 | ジョー・オコナー | 杉野博臣 |
男性記者2 | モーガン・ラスラー | 志村知幸 |
ブリット(少年期) | ジョシュア・エレンバーグ | 田村睦心 |
リムジンの美女 | テイラー・コール | 東條加那子 |
アナ | アナリー・ティプトン | 宗川めぐみ LiLiCo(TBS版) |
メイド | アイリーン・ホワイト | 小橋知子 LiLiCo(TBS版) |
アルメニアのボス | アミール・アブダラ | 遠藤大智 |
製作
編集ソニー・ピクチャーズは、香港のアクション・コメディ俳優のチャウ・シンチーがカトー役で出演することを発表した[6]。当初は監督も兼任すると発表されたが、後に製作上の意見の相違のために出演のみになることがわかった[7]。チャウ・シンチーは後にジャック・ブラックとのパロディ映画のためにカトー役も降板し[8]、代わりに台湾のジェイ・チョウが抜擢された[9]。また、悪役のミスターXには当初ニコラス・ケイジが予定されていた[10][11]が降板し、キャスト不在のまま撮影は進んだ。2009年9月14日、代わってオーストリアのクリストフ・ヴァルツが出演することが報じられた[12]。10月8日にはアンヴィルのカメオ出演シーンが撮影された[13]。2010年6月21日、予告編と写真が初公開された[14]。
北米公開日は2010年12月22日を予定していたが、3Dにコンバートする作業のために2011年1月14日に延期された[15]。
音楽はダニー・エルフマンが手掛ける予定だったがスケジュールの都合の為に降板し[16]、代わりにジェームズ・ニュートン・ハワードが担当した。
評価
編集レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは241件のレビューで支持率は45%、平均点は5.20/10となった[17]。Metacriticでは39件のレビューを基に加重平均値が39/100となった[18]。
出典
編集- ^ a b “The Green Hornet (2011)” (英語). Box Office Mojo. 2011年3月14日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2012年2月下旬決算特別号 211頁
- ^ “グリーン・ホーネット”. ふきカエル大作戦!! 2021年7月4日閲覧。
- ^ カメオ出演
- ^ “2014年2月放送アーカイブ”. 水曜プレミア. TBS. 2021年7月4日閲覧。
- ^ The Green Hornet-Press Release
- ^ Chow no longer to direct Hornet
- ^ Jack Black and Anne Hathaway to Star in Stephen Chow’s Next Film?
- ^ Kato Casting Call Kicks Chow To The Curb?
- ^ "Nicolas Cage in talks to play Green Hornet villain," Sci Fi Wire, 7/21/2009
- ^ Nicolas Cage Is Off Green Hornet
- ^ "Inglourious Basterds star joins Green Hornet," The Geek Files, 9/14/2009
- ^ “Anvil to Appear in ‘Green Hornet’”. News in Film (2010年10月13日). 2010年8月27日閲覧。
- ^ “First Look: Conan, Transformers 3, The Green Hornet and A Very Harold & Kumar Christmas”. The Film Stage (2010年6月21日). 2010年6月21日閲覧。
- ^ “アクション・コメディ「グリーン・ホーネット」が3Dに!”. 映画.com (2010年4月27日). 2010年8月27日閲覧。
- ^ “Danny Elfman No Longer Scoring ‘Green Hornet’”. Screen Rant (2010年8月2日). 2010年8月27日閲覧。
- ^ "The Green Hornet". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2024年1月8日閲覧。
- ^ "The Green Hornet" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2024年1月8日閲覧。