グリーンアーチは、広島グリーンフェリーが運航していたフェリー。後にダイヤモンドフェリーでも運航された。

グリーンアーチ
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本(1975-1991)
ギリシャの旗 ギリシャ(1991-)
所有者 広島グリーンフェリー(1975-1982)
来島どっく(1982-1988)
来島興産(1988-1991)
運用者 広島グリーンフェリー(1975-1982)
ダイヤモンドフェリー(1982-1990)
建造所 神田造船所
母港 広島
松山
信号符字 JK3783
IMO番号 7429669
改名 グリーンアーチ(1975-1982)
おくどうご8(1982-1991)
KYDON(1991-1995)
TALOS(1995-1999)
IERAPETRA L(1999-2016)
IERA (2016-2017)
AQUA BLUE (2017-)
経歴
起工 1974年9月21日
進水 1975年2月19日[1]
竣工 1975年5月31日
就航 1975年6月11日[1]
要目
総トン数 5,553 トン
全長 137 m
22 m
機関方式 ディーゼル
主機関 IHI ピルスティク16PC2-5V 2基
推進器 2軸
最大出力 20,800馬力(連続)
最大速力 23.77ノット
航海速力 21.5ノット
旅客定員 827名
車両搭載数 トラック104台、乗用車38台
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概要

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広島グリーンフェリーの第三船として神田造船所で建造され、1975年に就航した。

船名は一般の投票により決定された[1]

1982年、航路廃止により来島どっくに売却された。

1982年12月、ダイヤモンドフェリーに用船され、おくどうご8として神戸 - 松山 - 大分航路に就航した。 1988年来島興産に移籍。1991年スターダイヤモンドの就航により、用船解除となり引退した。

その後、1991年ギリシャアネック・ラインズ()に売却され、小改装を受けてKYDONとなった。1995年、ペラマで大規模な改装を行い、TALOSと改名した。 1999年、LANE LINESに売却され、IERAPETRA Lとして就航した。2009年以降はアネック・ラインズに傭船され、2012年は夏季のみバリ - ドゥラス航路で運航されたが、2014年からは傘下のアネック・イタリアによってバリ - ドゥラス航路で通年運航となった。

2014年11月29日、機関室火災を起こす。

2019年10月現在、AQUA BLUEと改名し、Seajetsが運航している。旅客定員が1300人、車両搭載数400台と、建造時より大幅に増えている。

航路

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広島グリーンフェリー

  • 広島港 - 大阪港

ダイヤモンドフェリー

  • 神戸港 - 松山港 - 大分港

設計

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グリーンエースグリーンアローと比較して、トラック輸送を重視した設計となり、旅客定員は半減した[1]

船内

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船室

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  • 一等
  • 特二等
  • 二等
  • ドライバー室 - 二段ベット、4名部屋

設備

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パブリックスペース

  • スモーキングルーム

供食設備

  • ビュッフェ
  • カフェテリア

入浴設備

  • 浴室

娯楽設備

  • ゲームルーム

脚注

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  1. ^ a b c d 世界の艦船(1975年7月号,p146)

外部リンク

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