グランプリ・ブダペスト

グランプリ・ブダペスト(Grand Prix Budapest)ハンガリーの国際柔道大会。IJFワールド柔道ツアーの一大会。

来歴

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ハンガリー国際柔道大会が前身である。2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの一大会になった[1]。年度によって男女交互に開催されていた。2009年からワールドカップ・ブダペストという名称になったが、2013年にはヨーロッパオープン・ブダペストという名称に変更された[2]。2014年からはグランプリ大会に格上げされることになり、開催期間も従来の2月から6月に変更されることになった[3]。2017年はブダペスト世界選手権が開催されたために当大会は休止となった[4]。2018年からは再開された[5]。2020年からはグランドスラム大会に格上げされることになった[6][7]

名称の変遷

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ハンガリー国際柔道大会 A-Tournament Budapest Bank Cup( -2001)
ハンガリー国際柔道大会 A-Tournament Budapest(2002-2008)
ワールドカップ・ブダペスト World Cup Budapest(2009-2012)
ヨーロッパオープン・ブダペスト Europian Open Budapest(2013)
グランプリ・ブダペスト Grand Prix Budapest(2014-)
グランドスラム・ブダペスト Grand Slam Budapest(2020-)

優勝者

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男子

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60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2009年  崔光賢  ロク・ドラクシッチ  キヨシ・ウエマツ  エマニュエル・ルセンティ  アンドレイ・カズシオナク  オレイディス・デスパイネ  ズビアディ・カンジャリシビリ
2011年  山本浩史  森下純平  ウングヴァーリ・アティッラ  スルジャン・ムルバリエビッチ  西山大希  ナイダン・ツブシンバヤル  ラファエル・シルバ
2013年  志々目徹  曹準好  西山雄希  川上智弘  下和田翔平  熊代佑輔  金成民
2014年  高藤直寿  高市賢悟  ビクトル・スクボルトフ  ハサン・ハルムルザエフ  西山大希  ヘンク・フロル  アダム・オクルアシビリ
2015年  エルドス・スメトフ  ジャンサイ・スマグロフ  ミクローシュ・ウングバリ  ヤヒョー・イマモフ  セリオ・ディアス  ラマダン・ダルヴィッシュ  王子谷剛志
2016年  青木大  アドリアン・ゴムボッチ  ロク・ドラクシッチ  イワン・ニフォントフ  トート・クリスティアーン  ミハエル・コレル  スタニスラフ・ボンダレンコ
2018年  永山竜樹  田川兼三  ミクローシュ・ウングバリ  アラン・フベツォフ  トート・クリスティアーン  ウルフ・アロン  影浦心
2019年  エルドス・スメトフ  ガンボルド・ヘルレン  ノラ・ジャコヴァ  タト・グリガラシビリ  ニコロス・シェラザディシビリ  ウルフ・アロン  オル・サッソン
2020年   ヤゴ・アブラゼ   アブドラ・アブルジャリロフ   ルスタム・オルジョフ   ヴェダト・アルバイラク   ミハイル・イゴルニコフ   ニヤス・イリアソフ   イナル・タソエフ
2022年   ヨレ・フェルストラーテン   阿部一二三   ヒダヤト・ヘイダロフ   ギリェルメ・シュミット   村尾三四郎   飯田健太郎   テディ・リネール

女子

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48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2010年  浅見八瑠奈  加賀谷千保  佐藤愛子  阿部香菜  エディス・ボッシュ  マイラ・アギアル  田知本愛
2012年  鄭普涇  橋本優貴  山本杏  田中美衣  陳飛  ケイラ・ハリソン  秦茜
2014年  チェルノビツキ・エーヴァ  マイリンダ・ケルメンディ  松本薫  田代未来  イリヤナ・マルツォク  マリンド・フェルケルク  田知本愛
2015年  パウラ・パレト  マリーン・クラー  連珍羚  ティナ・トルステニャク  マリア・ベルナベウ  ケイラ・ハリソン  カイラ・サイト
2016年  遠藤宏美  マイリンダ・ケルメンディ  玉置桃  鍋倉那美  エルビスマル・ロドリゲス  ケイラ・ハリソン  カロリン・ヴァイス
2018年  遠藤宏美  角田夏実  ラファエラ・シルバ  能智亜衣美  新添左季  梅木真美  イダリス・オルティス
2019年  渡名喜風南  前田千島  ラファエラ・シルバ  土井雅子  ジェマ・ハウエル  マイラ・アギアル  冨田若春
2020年   ディストリア・クラスニキ   アマンディーヌ・ブシャール   ジェシカ・クリムカイト   ティナ・トルステニャク   バルバラ・マティッチ   オドレー・チュメオ   カイラ・サイト
2022年   渡名喜風南   プップ・リーカ   舟久保遥香   堀川恵   新添左季   アリーチェ・ベッランディ   冨田若春

各国メダル数

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2020年以降のグランドスラム時代

国・地域
1   日本 8 0 1 9
2   ロシア 5 4 1 10
3   フランス 3 3 3 9
4   アゼルバイジャン 2 1 3 6
5   トルコ 2 0 0 2
6   イタリア 1 2 1 4
7   ブラジル 1 1 4 6
8   カナダ 1 1 3 5
9   ハンガリー 1 0 3 4
10   クロアチア 1 0 1 2
  コソボ 1 0 1 2
12   ベルギー 1 0 0 1
  スロベニア 1 0 0 1
14   ジョージア 0 3 4 7
15   スイス 0 2 0 2
16   イスラエル 0 1 6 7
17   モンゴル 0 1 4 5
18   スペイン 0 1 3 4
19   キューバ 0 1 2 3
20   オランダ 0 1 1 2
  ベネズエラ 0 1 1 2
22   ウズベキスタン 0 1 1 2
23   アルゼンチン 0 1 0 1
  ドイツ 0 1 0 1
  ポーランド 0 1 0 1
  チュニジア 0 1 0 1
27   ポルトガル 0 0 3 3
28   アラブ首長国連邦 0 0 2 2
29   オーストリア 0 0 1 1
  中国 0 0 1 1
  モルドバ 0 0 1 1
  プエルトリコ 0 0 1 1
  ルーマニア 0 0 1 1
  セルビア 0 0 1 1
  ウクライナ 0 0 1 1
  アメリカ合衆国 0 0 1 1

2014年-2019年までのグランプリ時代

国・地域
1   日本 25 12 6 43
2   ハンガリー 5 1 10 16
3   ドイツ 3 11 7 21
4   スロベニア 3 6 4 13
5   ロシア 3 4 8 15
6   コソボ 3 3 1 7
7   ブラジル 3 2 0 5
  カザフスタン 3 2 0 5
9   オランダ 3 1 8 12
10   ジョージア 2 3 7 12
11   スペイン 2 1 3 6
12   アメリカ合衆国 2 0 3 5
13   ウクライナ 1 3 8 12
14   ウズベキスタン 1 1 6 8
15   モンゴル 1 1 2 4
16   エジプト 1 1 0 2
17   キューバ 1 0 7 8
  イギリス 1 0 7 8
18   ポルトガル 1 0 4 5
19   イスラエル 1 0 3 4
20   チャイニーズタイペイ 1 0 1 2
21   アルゼンチン 1 0 0 1
  トルコ 1 0 0 1
  アラブ首長国連邦 1 0 0 1
  ベネズエラ 1 0 0 1
25   フランス 0 4 6 10
26   チュニジア 0 2 2 4
27   ベラルーシ 0 2 0 2
  イタリア 0 2 0 2
29   中国 0 1 3 4
30   オーストリア 0 1 1 2
  ベルギー 0 1 1 2
32   クロアチア 0 1 0 1
  エストニア 0 1 0 1
  キルギス 0 1 0 1
  リトアニア 0 1 0 1
  スイス 0 1 0 1
37   カナダ 0 0 5 5
38   アゼルバイジャン 0 0 4 4
  スウェーデン 0 0 4 4
40   ギリシャ 0 0 3 3
41   ギニアビサウ 0 0 2 2
  ポーランド 0 0 2 2
  ルーマニア 0 0 2 2
  セルビア 0 0 2 2
45   オーストラリア 0 0 1 1
  ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 0 1 1
  ブルガリア 0 0 1 1
  韓国 0 0 1 1
  ラトビア 0 0 1 1
  モルドバ 0 0 1 1
  プエルトリコ 0 0 1 1

ドーピング騒動など

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脚注

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外部リンク

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