グウェル
ジンバブエの都市
グウェル (Gweru) は、ジンバブエの都市。人口14万人(2013年)。国土のほぼ中央に位置し、ミッドランズ州の州都である。首都ハラレとブラワヨに次ぐ、ジンバブエ第3の都市である。
グウェル Gweru | |
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位置 | |
座標 : 南緯19度27分41秒 東経29度48分08秒 / 南緯19.46139度 東経29.80222度 | |
歴史 | |
設立 | 1894年 |
行政 | |
国 | ジンバブエ |
州 | ミッドランズ州 |
市 | グウェル |
人口 | |
人口 | (2013年現在) |
市域 | 141,862人 |
その他 | |
等時帯 | 中央アフリカ時間 |
概要
編集グウェルは1894年にリアンダー・スター・ジェームソンによって建設された、1914年に地方自治体となり、1971年に市制を施行した。1982年には、それまでのグウェロからグウェルへと市名を変更した。グウェルにはソーンヒル空軍基地があり、ジンバブエ軍事博物館やアンテロープ・ゲーム・パークなどの観光施設がある。1928年、植民者の未亡人であるジャン・ボギー夫人は亡き夫を記念して時計塔を建設した。このボギー時計塔は現在でもグウェルのランドマークとなっている。
経済
編集グウェルにはジンバブエ合金のクロム精錬工場やバタ社の製靴工場など、いくつかの工場が立地している。また、グウェル周辺はジンバブエでもっとも優良な畜産地帯であり、牛肉や乳製品の産地となっているため、牛に関連した産業も多く立地し、CSC社の屠畜場やバタ社の皮なめしと皮革の工場などがある。
交通
編集グウェルはハラレとブラワヨを結ぶ鉄道の中間点にある。グウェル南部にはジンバブエ最大のダブカ操車場があり、ジンバブエとモザンビーク、ボツワナ、南アフリカなどの諸国とを結ぶ拠点となっている。