クロモンサカタザメAptychotrema timorensis)は、クロモンサカタザメ属エイの一種。オーストラリア北部に分布する。種小名はタイプ産地のティモール海に由来する[2]

クロモンサカタザメ
クロモンサカタザメ
保全状況評価[1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
: ノコギリエイ目 Rhinopristiformes
: Trygonorrhinidae
: クロモンサカタザメ属 Aptychotrema
: クロモンサカタザメ A.rostrata
学名
Aptychotrema rostrata
Last, 2004
英名
spotted shovelnose ray

分布と生息地

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西オーストラリア州フートマン・アブロラス諸島から、ノーザンテリトリーバサースト島北のティモール海アラフラ海まで分布する[2]。水深66 - 200 m、通常150 m以深の沿岸から大陸棚に生息する底魚[3]

形態

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全長は最大58.2 cm。体盤は薄く比較的大きく、幅広の楔形で、吻は細く尖る。背鰭は短く、先は角ばる。尾鰭は短く、腹鰭は大きい。口は小さく、アーチ状。尾は体より少し長い[2][3]

皮膚には一様に皮歯がある。の前に2本、噴水孔の近くに3 - 4本、体盤の正中線上に約27個の棘がある。吻に2本の棘があることがある[2][3]

背面には暗色の斑点があり、小さな白い点が散らばる。腹面は一様に白色[2][3]

脚注

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  1. ^ Last, P.R.; Kyne, P.M.; Sherman, C.S. (2015). Aptychotrema timorensis. IUCN Red List of Threatened Species 2015: e.T60179A68609203. doi:10.2305/IUCN.UK.2015-4.RLTS.T60179A68609203.en. https://www.iucnredlist.org/species/60179/68609203 23 January 2024閲覧。. 
  2. ^ a b c d e Bray, D. J. (2020年). “Spotted Shovelnose Ray, Aptychotrema timorensis”. Fishes of Australia. 25 January 2024閲覧。
  3. ^ a b c d Aptychotrema timorensis”. FishBase. 2024年1月25日閲覧。

関連項目

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