クロミ・ライブ
クロミ・ライブ Kuromi Live | |
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開始日 | 2024年3月15日 |
終了日 | 2025年1月19日 |
開催場所 | プロップ・ドック・ステージ(ニューヨーク・エリア) |
タイプ | ステージ・ショー |
所要時間 | 約30分 |
「クロミ・ライブ」(英語: Kuromi Live)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのプロップ・ドック・ステージ(ニューヨーク・エリア)で開催されているストリート・ショーである[1][2]。
概要
編集「クロミ・ライブ」は、2024年2月6日に「NO LIMIT! ミュージック・フェスティバル」の一環として開催が発表された[3]。これまでクロミとマイメロディがユニバーサル・スタジオ・ジャパンに登場したのは、ハロウィーン・イベントの一環で行われたグリーティングのみであり、通年開催のストリート・ショーに登場するのは初めてとなった[4][5]。
ストーリー
編集「クロミ・ライブ」は、ニューヨーク・エリアに設置されたステージで行われる。ライブの前には、ベース担当の「AIR MAXM」とキーボード担当の「WHO AM I」がタオルダンスのレクチャーを行う。続いて、ギター担当の「ZERO-100」、ドラム担当の「RAURA」が紹介される。その後、「世界クロミ化ツアー 2024」で各地を巡っているクロミが登場し、オリジナル曲「Greedy Greedy」をオープニングで披露する。続いて新曲「無限の欲望 インフィニティ」を歌うが、その途中でマイメロディが曲をアレンジして乱入する。
クロミとマイメロディが軽い口論を繰り広げる中、マイメロディが連れてきた外国の友人であるシンガー「RAM HEART」が登場する。RAM HEARTを見たクロミは、その美貌に一目惚れする。次の「If I Had You」では、RAM HEARTの歌声に合わせて、マイメロディがキーボード、クロミがドラムの生演奏を披露する。
曲が終わった後、RAM HEARTはクロミとマイメロディの関係性について尋ねる。クロミは2人が親友ではないことを柔らかく否定し、オリジナル曲「ふたりはライバル」を披露する。この曲では、冒頭でレクチャーされたタオルダンスに加え、クロミとマイメロディがショルダーキーボードの生演奏を行う。ライブの最後、クロミはRAM HEARTにツアーへの帯同を提案する。マイメロディは別の夢を追いかけるためツアーには同行しないことを選ぶが、RAM HEARTは快く承諾し、クロミの願いが実現する。
クロミは「他人に好かれなくても、自分が自分を愛し、好きな自分でい続ける」ことを宣言し、ライブはフィナーレへ。最後に「Don't Be So Hard On Yourself」を披露し、クロミとマイメロディがライブTシャツに着替えて登場し、クライマックスを迎える[6][7]。
登場キャラクター
編集グッズ
編集「クロミ・ライブ」の「世界クロミ化ツアー 2024」をさらに楽しむためのグッズとして、クロミとマイメロディがデザインされたTシャツとマフラータオルが2024年3月15日に発売された[8]。その後、クロミとマイメロディそれぞれのカチューシャ、ぬいぐるみ、ブレスレット、キーチェーンなどのアイテムが追加で販売された。
NO LIMIT! カウントダウン 2025
編集2024年12月31日に開催された「NO LIMIT! カウントダウン 2025」では、スペシャル・ステージの一環として「クロミ・ライブ」のスペシャルバージョン「クロミ・ライブ・カウントダウン」が実施された。グラマシー・ステージに拡大されたセットには追加のダンサーが登場した。新年を迎える瞬間には「クロミ・ライブ・ニューイヤー・セレブレーション・ショー」が行われ、新たなシンガーを加えた「Firework」や「無限の欲望 インフィニティ」のリミックスバージョンが披露された[9]。
ショー演出をめぐるトラブルと運営対応
編集2024年5月、ショーの鑑賞場所周辺の立入禁止エリアに多くの子どもが押し寄せ、ショーの演出で使用された紙吹雪を拾い集める様子が撮影され、SNSに投稿された。この出来事に対し、SNS上では批判的な意見が寄せられたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは厳しい処分を行わない方針を示し、再発防止のため運営方法の見直しを検討するとした[10][11]。
脚注
編集- ^ spo (2024年2月6日). “「激アツ」USJで初開催の「クロミ・ライブ」にファン歓喜 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp. 2025年1月9日閲覧。
- ^ DtimesMa (2024年2月6日). “マイメロディ&クロミが登場する『クロミ・ライブ』を初開催!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『NO LIMIT!ミュージック・フェスティバル』”. Dtimes. 2025年1月9日閲覧。
- ^ “USJ、クロミ&マイメロが再登場&ストリートライブ イースターでは“たまごダンス”【春イベント概要】”. www.usj.co.jp. 2024年2月8日閲覧。
- ^ chi (2022年7月21日). “マイメロ&クロミちゃん、USJハロウィン初参戦にファン歓喜 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp. 2025年1月9日閲覧。
- ^ 三浦あやか (2024年9月23日). “秋のUSJは“昼ハロウィーン”も超楽しい!ハロウィーン・イベントが順次開催”. anna(アンナ). 2025年1月9日閲覧。
- ^ “【USJ】クロミのドラムとマイメロディのキーボードに大興奮!生演奏が魅力の新ショー体験レポ(1/3)|ウォーカープラス”. ウォーカープラス(Walkerplus). 2025年1月9日閲覧。
- ^ “マイメロ&クロミが楽器を!? USJに新登場した「クロミ・ライブ」が神ショーすぎた<取材レポ>”. クランクイン!トレンド. 2025年1月9日閲覧。
- ^ kobayashi, kozue (2024年3月19日). “【USJ】“超絶ハッピー”になれるイースター・イベントを開催! クロミ&マイメロディのライブも新登場!”. anna(アンナ). 2025年1月9日閲覧。
- ^ author (2025年1月7日). “パークを彩った“超熱狂”エンターテイメントが一夜限りの集結!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『NO LIMIT! カウントダウン 2025』レポート”. Dtimes. 2025年1月9日閲覧。
- ^ Journal編集部, Business. “USJ立入禁止区域に子供が続々乱入→親が放置…運営元が見解「見直し検討中」”. ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る. 2025年1月9日閲覧。
- ^ “「親は何してる?」USJで子どもたちが禁止エリアに続々乱入、スタッフ必死の呼びかけも虚しく…動画が拡散|まいどなニュース”. まいどなニュース (2024年5月20日). 2025年1月9日閲覧。