クロストリジウム目(Clostridiales)とは、クロストリジウム綱に属する偏性嫌気性グラム陽性菌の目である。クロストリジウム目細菌群は、主要な腸内細菌群の一種となっている。クロストリジウム目細菌群が腸管内で産生する酪酸が、制御性T細胞の分化誘導を担う免疫修飾因子となっている[1][2]

クロストリジウム目
分類
ドメイン : 細菌 Bacteria
: フィルミクテス門 Firmicutes
: クロストリジウム綱 Clostridia
: クロストリジウム目 Clostridiales
学名
Clostridiales
Prévot 1953

かつてのクロストリジウム目は、ユーバクテリウム目と呼ばれている。

出典

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  1. ^ 福田真嗣「もう一つの臓器 : 腸内細菌叢の機能に迫る」『化学と生物』第52巻第9号、日本農芸化学会、2014年、565-567頁、CRID 1390282679177998464doi:10.1271/kagakutoseibutsu.52.565ISSN 0453073X 
  2. ^ 早川盛禎「制御性T細胞の発生を制御する腸内細菌代謝産物」『ファルマシア』第50巻第8号、日本薬学会、2014年、815-815頁、CRID 1390282679475303552doi:10.14894/faruawpsj.50.8_815ISSN 0014-8601