クレイヴァルヴァトン湖
クレイヴァルヴァトン (氷語: Kleifarvatn、「崖の湖」の意[2]) はアイスランドにある湖。
クレイヴァルヴァトン Kleifarvatn | |
---|---|
明け方のクレイヴァルヴァトン (2003年) | |
位置 | レイキャネース半島 |
座標 | 北緯63度55分 西経21度59分 / 北緯63.917度 西経21.983度座標: 北緯63度55分 西経21度59分 / 北緯63.917度 西経21.983度 |
国 | アイスランド |
最大水深 | 97 m (2000年現在[update])[1] |
概要
編集クレイヴァルヴァトンはレイキャネース半島で最大の湖で、地質学的には大西洋中央海嶺により半島に生じた一連の裂け目 (fissure) の南部にあたる場所にある。湖までは道路があり、セールトゥン (Seltún) あるいはクリースヴィーク (Krýsuvík) と呼ばれる辺りなど、付近のには地表の温度の高い場所が二箇所ある。湖の水深は最大 97 m である[1]。
湖は2000年の地震で生じた地割れにより縮小しはじめ、面積は元の半分以下にまでに小さくなった[3]が、2008年ごろから面積が増加傾向に転じたため、地割れは埋まり始めているのではないかと見られている[4]。
-
クレイヴァルヴァトン近景 (2004年)
-
クレイヴァルヴァトン沿岸の道路 (2008年)
-
冬のクレイヴァルヴァトン (2003年)
-
クレイヴァルヴァトン沿岸 (2003年)
-
クレイヴァルヴァトン沿岸 (2008年) 火山性の砂礫で沿岸は黒く見える。
-
セールトゥン (2009年)
-
フーリポトルル (Fúlipollur、2009年)
-
オイストルエンギャクヴェル (Austurengjahverr、2009年)
-
グライナヴァトン (Grænavatn、2009年)
-
ゲストスタザヴァトン (Geststaðavatn、2009年)
-
クリースヴィークの教会 (2009年)
脚注
編集- ^ a b lmi.is: Iceland in statistics Landmælingar Íslands National Land Surveyy of Iceland (政府機関) による 2001 年のデータ (2011年6月22日閲覧)
- ^ 浅井、森田「アイスランド地名小辞典」(1980)
- ^ Iceland Lake Disappearing Into New Crack in Earth ナショナル・ジオグラフィックの2001年10月の記事 (2011年6月23日閲覧)
- ^ Water Levels at Lake Kleifarvatn Rising Rapidly Iceland Review Online の2008年1月の記事 (2011年6月23日閲覧)