クリームコーン
クリームコーン(Creamed corn)は、クリーム化した野菜の1つで、スイートコーンの粒と、穂軸からこすり落とした未熟なパルプ状の液体部分を組み合わせたものである[1][2]。アメリカ先住民の料理に由来し、アメリカ合衆国中西部やアメリカ合衆国南部で主に食べられる。フランス系カナダ人のパテシノワ(シェパーズパイに似た料理)にも用いられる。他のスイートコーン製品と違って、一部分がピュレになっており、粒の液体成分が放出されている。
クリームコーン | |
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ボウルに入ったクリームコーン | |
別名 | Soup corn |
種類 | クリーム状 |
発祥地 | アメリカ合衆国 |
主な材料 | トウモロコシ |
Cookbook |
加える材料
編集缶詰のクリームコーンにはクリームは含まれないが[2]、家庭で作るものは牛乳やクリームを混ぜることがある。砂糖やデンプンを加えることもある。市販のものは、増粘剤としてタピオカが添加されることがある。
ギャラリー
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トウモロコシの穂軸からフライパンに粒をそぎ落とす。
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皿に乗せたクリームコーン
関連項目
編集出典
編集- ^ “Grain Fill Stages in Corn (Purdue University)”. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b Willis, Kimberley; Budnik, Viktor (13 July 2010). Knack Canning, Pickling & Preserving: Tools, Techniques & Recipes to Enjoy Fresh Food All Year-Round. Rowman & Littlefield. ISBN 9780762766031