クリス・スチュワート
クリストファー・デビッド・スチュワート(Christopher David Stewart , 1982年2月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡フォンタナ出身の元プロ野球選手(捕手)。右投右打。愛称はスチュー(Stew)[1]。
ピッツバーグ・パイレーツ時代 (2014年7月30日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡フォンタナ |
生年月日 | 1982年2月19日(42歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2001年 MLBドラフト12巡目 |
初出場 | 2006年9月6日 ボストン・レッドソックス戦 |
最終出場 | 2018年9月25日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとホワイトソックス時代
編集2001年のMLBドラフト12巡目(全体373位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り[2]。
2005年11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2006年2月28日にホワイトソックスと1年契約に合意した。3月14日にAAA級シャーロット・ナイツへ異動した[3]。9月1日にメジャー初昇格し、16日にメジャーデビューを果たした[3]。
レンジャーズ時代
編集2007年1月12日にジョン・ルハンとのトレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍。2月8日にレンジャーズと1年契約に合意。6月9日にAAA級オクラホマ・レッドホークスへ降格。10月15日に40人枠外となった[3]。
ヤンキース時代
編集2008年4月3日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約で合意した。4月28日にホルヘ・ポサダの控えとしてメジャーへ昇格した。4月30日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースへ降格した。6月30日にDFAとなり、7月2日にマイナー契約に切り替わった[3]。
2009年1月12日に古巣・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、3月22日にトレードでヤンキースへ復帰した。この年もAAA級スクラントン・ウィルクスバリでプレーした。
パドレス時代
編集2009年11月22日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。
2010年9月1日にメジャーへ昇格したものの僅か2試合の出場にとどまった。オフの10月6日にDFAとなり、8日にFAになった[4]。
ジャイアンツ時代
編集2011年1月14日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。5月26日に怪我でシーズン絶望となったバスター・ポージーに代わって昇格した。8月9日のピッツバーグ・パイレーツ戦では、ジェームズ・マクドナルドからメジャー初本塁打を記録した。
ヤンキース復帰
編集2012年4月4日にジョージ・コントスとのトレードで、再びヤンキースへ移籍した[5]。バックアップ捕手として開幕からベンチ入りし、46試合にスタメン出場した。そのうちの18試合はCC・サバシア先発時で、シーズン前半はパーソナル・キャッチャーのような使われ方をしていた。守備ではボールブロックのうまさが光り、ワイルドピッチの頻度はトップクラスの低さだった[6]。
2013年はキャリアで初めて正捕手を務め、自己最多の109試合に出場して打率.211、4本塁打、25打点、4盗塁を記録した[3]。
パイレーツ時代
編集2013年12月2日に金銭または後日発表選手[注 1]とのトレードで、パイレーツへ移籍した[7]。
2014年3月21日に右膝を手術し、29日に15日間の故障者リスト入りした。4月6日にリハビリのため、A+級ブレイデントン・マローダーズへ配属された。4月19日に復帰した[4]。レギュラーシーズンでは、ここ4年で自己最少となる49試合の出場に留まったが、それまでの打率の自己ベストを大幅に更新する打率.294を残した。
2015年、控え捕手として58試合に出場。打撃面では打率.289をマークし、前年に開花したミート力がまぐれでない事を証明した。
2016年は34試合まで出番が減り、打率.214、1本塁打、7打点、OPS0.604という成績に終わった。なお、本塁打を打ったのは3シーズンぶりだった。
ブレーブス時代
編集2018年2月14日にアトランタ・ブレーブスと1年契約を結んだ[8]。シーズン開幕後の4月4日にDFAとなり[9]、6日にマイナー契約で傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズへ配属された[4]。8月22日に再びメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[4]。8月26日にDFAとなり[10]、28日にマイナー契約でAAA級グウィネットへ配属された[4]。
ダイヤモンドバックス時代
編集2018年8月30日に金銭トレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍し、傘下のAAA級リノ・エーシズへ配属された[11]。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。オフの10月29日にFAとなった[4]。
パドレス傘下時代
編集2019年1月24日にパドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。6月1日に自由契約となった[4]。7月9日に現役引退を発表した[14]。
詳細成績
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2006 | CWS | 6 | 8 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2007 | TEX | 17 | 43 | 37 | 4 | 9 | 2 | 0 | 0 | 11 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 2 | .243 | .300 | .297 | .597 |
2008 | NYY | 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2010 | SD | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | ---- | ---- | ---- |
2011 | SF | 67 | 183 | 162 | 20 | 33 | 8 | 0 | 3 | 50 | 10 | 0 | 0 | 3 | 0 | 49 | 4 | 2 | 18 | 2 | .204 | .283 | .309 | .592 |
2012 | NYY | 55 | 157 | 141 | 15 | 34 | 8 | 0 | 1 | 45 | 13 | 2 | 0 | 3 | 2 | 10 | 0 | 1 | 21 | 1 | .241 | .292 | .319 | .611 |
2013 | 109 | 340 | 294 | 28 | 62 | 6 | 0 | 4 | 80 | 25 | 4 | 0 | 6 | 4 | 30 | 0 | 6 | 49 | 8 | .211 | .293 | .272 | .565 | |
2014 | PIT | 49 | 154 | 136 | 9 | 40 | 5 | 0 | 0 | 45 | 10 | 0 | 1 | 2 | 1 | 12 | 2 | 3 | 27 | 2 | .294 | .362 | .331 | .693 |
2015 | 58 | 172 | 159 | 9 | 46 | 8 | 0 | 0 | 54 | 15 | 0 | 0 | 3 | 2 | 6 | 0 | 2 | 29 | 3 | .289 | .320 | .340 | .659 | |
2016 | 34 | 113 | 98 | 10 | 21 | 4 | 0 | 1 | 28 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 2 | 3 | 15 | 2 | .214 | .319 | .286 | .604 | |
2017 | 51 | 144 | 131 | 8 | 24 | 1 | 2 | 0 | 29 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 9 | 1 | 1 | 22 | 3 | .183 | .241 | .221 | .463 | |
2018 | ATL | 5 | 16 | 14 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | .214 | .250 | .214 | .464 |
ARI | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
'18計 | 8 | 17 | 15 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | .200 | .235 | .200 | .435 | |
MLB:12年 | 457 | 1334 | 1184 | 106 | 272 | 42 | 2 | 9 | 345 | 90 | 6 | 1 | 23 | 10 | 99 | 9 | 18 | 191 | 25 | .230 | .297 | .291 | .588 |
背番号
編集- 39(2006年)
- 35(2007年)
- 38(2008年)
- 11(2010年)
- 37(2011年、2018年9月10日 - 同年終了)
- 19(2012年 - 2017年)
- 8(2018年 - 同年4月3日)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ Adam Berry (2017年8月25日). “Pirates Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com. 2018年3月5日閲覧。
- ^ 12th Round of the 2001 MLB June Amateur Draft
- ^ a b c d e f g Baseball-Reference参照。2018年4月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2018年8月29日閲覧。
- ^ Kontos traded, Cervelli optioned
- ^ 村上雅則監修、友成那智編著『メジャーリーグ完全データ選手名鑑2013』廣済堂出版、2013年、45頁。ISBN 978-4331517116。
- ^ Stewart traded to Bucs ESPN New York
- ^ Mark Bowman (2017年2月14日). “Eager Acuna 5 days early to camp” (英語). MLB.com. 2017年3月5日閲覧。
- ^ Aimee Sachs (2018年4月4日). “Stewart DFA'd; Jackson recalled as fresh arm” (英語). MLB.com. 2018年4月13日閲覧。
- ^ Max Goodman (2018年8月26日). “Ruiz called up from Triple-A; Stewart DFA'd” (英語). MLB.com. 2018年8月27日閲覧。
- ^ Steve Gilbert (2018年8月30日). “D-backs add veteran catcher Stewart” (英語). MLB.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Steve Gilbert (2018年9月1日). “D-backs add 6 to expanded roster” (英語). MLB.com. 2018年9月2日閲覧。
- ^ Steve Adams (2019年1月24日). “Padres Sign Chris Stewart, Boog Powell To Minor League Deals” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年2月21日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2019年7月13日). “Retirements: Stewart, Nieuwenhuis”. MLB Trade Rumors. 2022年12月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Chris Stewart stats MiLB.com
- Chris Stewart (@thecstew1982) - Instagram