クリス・コラベロ
クリストファー・エイドリアン・コラベロ(Christopher Adrian Colabello , 1983年10月24日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ミドルセックス郡フレイミングハム出身の元プロ野球選手(一塁手、外野手)。右投右打。
トロント・ブルージェイズ時代 (2016年) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | マサチューセッツ州ミドルセックス郡フレイミングハム |
生年月日 | 1983年10月24日(41歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、外野手 |
プロ入り | 2005年 独立リーグ・ウースター・トルネードズと契約 |
初出場 | MLB / 2013年5月22日 |
最終出場 | MLB / 2016年4月20日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | イタリア |
WBC | 2013年 |
この表について
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経歴
編集プロ入りと独立リーグ時代
編集2005年からカナディアン・アメリカン・リーグのウースター・トルネードズに所属。51試合に出場し、打率.320・8本塁打・31打点・3盗塁だった。
2006年は、90試合に出場し、打率.305・7本塁打・58打点・4盗塁だった。
2007年は、48試合に出場し、打率.288・5本塁打・28打点・6盗塁だった。シーズン途中にナシュア・プライドへ移籍。43試合に出場し、打率.318・8本塁打・34打点だった。
2008年は、ウースターに復帰。93試合に出場し、打率.336・16本塁打・76打点・3盗塁だった。
2009年は、84試合に出場し、打率.302・9本塁打・55打点・3盗塁だった。
2010年は、82試合に出場し、打率.301・13本塁打・59打点・3盗塁だった。
2011年は、92試合に出場し、打率.348・20本塁打・79打点・1盗塁だった。
ツインズ時代
編集2012年2月2日にミネソタ・ツインズと契約。この年は傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツで134試合に出場し、打率.284・19本塁打・98打点の成績を残した。
2013年は、第3回WBCのイタリア代表に指名打者として選出された[1]。レギュラーシーズンでは、開幕をAAA級ロチェスター・レッドウイングスで迎え、5月22日にメジャー初昇格を果たし[2]、同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。6番・右翼でスタメン起用されたが、4打数無安打1三振に終わった。この年は55試合に出場し、打率.194・7本塁打・17打点だった。また、8月27日にはインターナショナルリーグの新人王とMVPを受賞した[3]。
2014年2月28日にツインズと1年契約に合意[4]。自身初の開幕ロースター入りを果たし、開幕から1週間で6試合に出場し、23打数9安打(打率.391)、4二塁打、1本塁打・11打点、OPS1.112などの成績を残し、週間MVPを初受賞した。開幕後は指名打者として起用されていたが、4月9日に正右翼手のオズワルド・アルシアが故障者リスト入りしたため、右翼手に定着。5月からはジョー・マウアーの故障に伴い、一塁手へコンバート。ユーティリティープレイヤーとして40試合に出場していたが、5月26日に正左翼手のジョシュ・ウィリンガムが故障から復帰したため、AAA級ロチェスターへ降格[5]。7月2日にマウアーが故障者リスト入りしたため再昇格した。昇格後は19試合に出場したが、打率.222と結果を残せず、8月9日にAAA級ロチェスターへ降格[6]。この年は59試合に出場し、打率.229・6本塁打・39打点だった。
ブルージェイズ時代
編集2014年12月8日にウェイバーでトロント・ブルージェイズへ移籍した[7]。
2015年2月4日にDFAとなった[8]。AAA級バッファロー・バイソンズで23試合に出場し、打率.337・5本塁打・18打点、OPS.975などの好成績を残した結果、5月5日にメジャー契約となり25人枠入りする。この年は内外野のユーティリティとして起用され、101試合に出場した。バッティング面では強打を発揮し、打率.321・15本塁打・54打点・OPS0.886という好成績を残した。
2016年4月22日に薬物規定違反で80試合の出場停止となった[9]。この出場停止処分の影響もあり、同年は10試合の出場で打率.069と、自己ワーストのシーズンを過ごした。オフの12月2日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ配属された[10]後、6日にFAとなった[11]。
ブルージェイズ退団後
編集2016年12月20日、クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、翌春のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。
2017年の開幕はアクティブ・ロースター入りはならず、AAA級コロンバス・クリッパーズに所属したが、7月8日に自由契約となった[13]。7月18日、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、AAA級コロラドスプリングス・スカイソックスに配属された[13]。
2018年はイタリアンベースボールリーグのT&Aサンマリノでプレー。
2019年5月7日に独立リーグ・アトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約。6月23日に独立リーグ・アメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズに移籍した。
人物
編集父親はイタリア系アメリカ人で、元野球選手のルー・コラベロ[14]。セリエAでプレーし、ロサンゼルスオリンピックの野球イタリア代表にも選出された。母親がイタリア人のため、WBCではイタリア代表として出場している。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2013 | MIN | 55 | 181 | 160 | 14 | 31 | 3 | 0 | 7 | 55 | 17 | 0 | 1 | 0 | 0 | 20 | 0 | 1 | 58 | 5 | .194 | .287 | .344 | .631 |
2014 | 59 | 220 | 205 | 17 | 47 | 13 | 0 | 6 | 78 | 39 | 0 | 2 | 0 | 0 | 14 | 1 | 1 | 66 | 2 | .229 | .282 | .380 | .662 | |
2015 | TOR | 101 | 360 | 333 | 55 | 107 | 19 | 1 | 15 | 173 | 54 | 2 | 0 | 0 | 2 | 22 | 0 | 3 | 96 | 12 | .321 | .367 | .520 | .886 |
2016 | 10 | 32 | 29 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 9 | 2 | .069 | .156 | .069 | .225 | |
MLB:4年 | 225 | 793 | 727 | 86 | 187 | 35 | 1 | 28 | 308 | 111 | 2 | 3 | 0 | 2 | 58 | 1 | 6 | 229 | 21 | .257 | .317 | .424 | .740 |
- 2017年度シーズン終了時
背番号
編集- 55 (2013年)
- 20 (2014年)
- 15 (2015年 - 2016年)
代表歴
編集脚注
編集- ^ “World Baseball Classic 2013 Italy Roster”. World Baseball Classic 2013. 2014年2月12日閲覧。
- ^ "Twins place Plouffe on 7-day disabled list" (Press release). MLB.com (Minnesota Twins). 22 May 2013. 2014年2月12日閲覧。
- ^ “Colabello named IL MVP, Rookie of the Year”. MiLB.com (2013年8月27日). 2014年2月12日閲覧。
- ^ "Twins agree to terms with all players on 40-man roster" (Press release). MLB.com (Minnesota Twins). 28 February 2014. 2014年3月1日閲覧。
- ^ "Twins to reinstate Willingham from disabled list and recall Arcia from Triple-A" (Press release). MLB.com (Minnesota Twins). 26 May 2014. 2014年12月11日閲覧。
- ^ "Twins to recall right-handed pitcher Trevor May" (Press release). MLB.com (Minnesota Twins). 9 August 2014. 2014年12月11日閲覧。
- ^ "Blue Jays claim Colabello" (Press release). MLB.com (Toronto Blue Jays). 9 December 2014. 2014年12月11日閲覧。
- ^ “Blue Jays trade LHP prospect Ybarra to Rockies”. Sportsnet.ca (2015年2月4日). 2015年2月6日閲覧。
- ^ David Adler (2016年4月22日). “Blue Jays' Colabello suspended 80 games”. MLB.com. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “Blue Jays outright Chris Colabello, Andy Burns off 40-man roster”. Sportsnet (2016年12月2日). 2016年12月10日閲覧。
- ^ “Chris Colabello elects to become a free agent”. Sportsnet (2016年12月6日). 2016年12月10日閲覧。
- ^ “イ軍はコラベロとマイナー契約”. スポニチアネックス. (2016年12月21日) 2017年1月1日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年7月19日閲覧。
- ^ “Chris Colabello - BR Bullpen”. Baseball Reference. 2014年2月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Chris Colabello stast MiLB.com
- Chris Colabello (@CC20rake) - X(旧Twitter)