クリスフライヤーインターナショナルスプリント
クリスフライヤーインターナショナルスプリント(Krisflyer International Sprint)とはシンガポールターフクラブがクランジ競馬場の芝1200メートルで施行されていた競馬の競走(国際競走)である。
クリスフライヤーインターナショナルスプリント Krisflyer International Sprint | |
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競馬場 | クランジ競馬場 |
創設 | 2001年5月12日 |
距離 | 芝1200メートル |
格付け | G1 |
賞金 | 賞金総額100万シンガポールドル(約7600万円) |
出走条件 | サラブレッド3歳以上 |
負担重量 |
北半球産3歳馬53kg、 南半球産3歳馬55.5kg、 4歳以上57kg、牝馬1.5kg減 |
クリスフライヤー国際スプリントとも呼ばれる。
歴史
編集- 2001年
- クリスフライヤースプリントという競走名でシンガポール国内G1及び国際G3に格付けされて創設。
- フランスのアイアンマスクが優勝。シンガポールの国際レースで(同レースとシンガポール航空インターナショナルカップ)最年少優勝(3歳)の記録を樹立。
- 2003年 - 重症急性呼吸器症候群(通称:SARS)の流行により開催中止、以後2007年まで開催休止。
- 2008年
- 競走名がクリスフライヤーインターナショナルスプリントに変更されて再開。
- オーストラリアのテイクオーバーターゲットがシンガポールの国際レースで(同レースとシンガポール航空インターナショナルカップ)最年長優勝(9歳)の新記録を達成。2着に同じオーストラリアのマグナスが入り、同レース初の同一海外調教馬によるワンツーフィニッシュを達成。
- 2009年 - 10月3日付けで国際G1に認定される[1]。
- 2011年
- 地元シンガポールのロケットマンが優勝。1位から5位まで地元シンガポール調教馬が独占(2着エクレールファーストパス、3着パーフェクトピンス、4着ゴーツィー、5着パワフルルーラー)し、地元馬による独占は同レース初。
- グローバル・スプリント・チャレンジの構成競走となる[2]。
- 2014年 - 香港のラッキーナインが初の連覇を達成。
- 2015年 - この年を最後に廃止[3]。
歴代優勝馬
編集回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 日本語読み | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2001年5月12日 | Iron Mask | アイアンマスク | 牡3 | 1:09.80 | O.ドルーズ | C.ヘッド |
第2回 | 2002年5月11日 | North Boy | ノースボーイ | 騸4 | 1:09.00 | G.チャイルズ | T.マッキヴォイ |
第3回 | 2008年5月18日 | Takeover Target | テイクオーバーターゲット | 騸9 | 1:08.82 | J.フォード | J.ジャニアック |
第4回 | 2009年5月17日 | Sacred Kingdom | セイクリッドキングダム | 騸6 | 1:07.80 | B.プレブル | P.イウ |
第5回 | 2010年5月16日 | Green Birdie | グリーンバーディー | 騸7 | 1:09.62 | M.デュプレシス | C.フォウネス |
第6回 | 2011年5月22日 | Rocket Man | ロケットマン | 騸5 | 1:09.14 | F.コーツィー | P.ショウ |
第7回 | 2012年5月20日 | Ato | アトー | 牡4 | 1:10.57 | B.ヴォルスター | P.ショウ |
第8回 | 2013年5月19日 | Lucky Nine | ラッキーナイン | 騸6 | 1:08.71 | B.プレブル | C.フォウネス |
第9回 | 2014年5月18日 | Lucky Nine | ラッキーナイン | 騸7 | 1:08.15 | B.プレブル | C.フォウネス |
第10回 | 2015年5月17日 | Aerovelocity | エアロヴェロシティ | 騸6 | 1:09.05 | Z.パートン | P.オサリバン |
日本調教馬の成績
編集クリスフライヤーインターナショナルスプリントの記録
編集- 最高齢勝利 - 9歳(テイクオーバーターゲット)
- 最年長出走 - 10歳(テイクオーバーターゲット)
- 最年少勝利 - 3歳(アイアンマスク)
- 調教師での最多勝利 - 3勝(キャスパー・フォウネス(2010年、2013年、2014年))
- 騎手での最多勝利 - 3勝(ブレット・プレブル(2009年、2013年、2014年))
- レースレコード - 1分7秒80(セイクリッドキングダム(コースレコード))
- 最大着差 - 4馬身4分の3(第6回ロケットマン)
同レースによる地元・海外調教馬(同国馬のみ)によるワンツー・フィニッシュ
編集脚注
編集- ^ KrisFlyer Sprint accorded Group 1 status - Fairway's Turf Online
- ^ 2011年グローバルスプリントチャレンジのお知らせ - JRAニュース 2010年12月10日
- ^ シンガポールの国際レース2鞍が廃止 - ヤフースポーツ、2015年9月28日閲覧
外部リンク
編集- Singapore Turf Club - シンガポールの競馬主催団体
- 過去のレース結果と映像 - Singapore Turf Club