クラウス・ドルディンガー
クラウス・ドルディンガー(Klaus Erich Dieter Doldinger、1936年5月12日 - )は、ドイツのジャズ・サクソフォーン奏者・映画音楽作曲家。
クラウス・ドルディンガー Klaus Doldinger | |
---|---|
2009年撮影 | |
基本情報 | |
出生名 | Klaus Erich Dieter Doldinger |
生誕 | 1936年5月12日(88歳) |
出身地 | ベルリン |
ジャンル | ジャズ、映画音楽 |
担当楽器 | サクソフォーン、シンセサイザー、キーボード |
共同作業者 | パスポート |
公式サイト |
www |
来歴
編集1953年からドイツのディキシーランド・ジャズ・バンド「フィートウォーマーズ」に加入、頭角を表す。
1971年にジャズ・バンド「パスポート」を結成、ドイツ国内で大きな成功を収め、同バンドは「ヨーロッパのウェザー・リポート」と呼ばれるまでになる[2]。
映画音楽も担当し、特に『U・ボート』と『ネバーエンディング・ストーリー』の音楽が広く知られている。
主な映画音楽
編集- 『突然裕福になったコンバッハの貧しい人々』 - Der plötzliche Reichtum der armen Leute von Kombach (1970年)
- 『スイス・コネクション』 - The Swiss Conspiracy (1975年)
- 『昼と夜のような黒と白』 - Schwarz und weiß wie Tage und Nächte (1978年)
- 『U・ボート』 - Das Boot (1981年)
- 『カムバック』 - Love Is Forever/Operation Comeback (1983年)
- 『ネバーエンディング・ストーリー』 - The NeverEnding Story (1984年)
- 『マッド・リベンジャー/復讐の掟』 - Father's Revenge/Das Ratennest (1987年)
- 『ミー&ヒム』 - Me & Him/Ich und Er (1988年)
- 『レア魔性の肉体』 - Palmetto (1998年)
- 『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』 - Glee: The 3D Concert Movie (2011年) ※サウンドトラック・プロデューサーとして
関連項目
編集- ネバーエンディング・ストーリー / オリジナル・サウンドトラック
- 新春スポーツスペシャル箱根駅伝 - 『ネバーエンディング・ストーリー』のスコア「喜びの飛行」(原曲名:Bastian's Happy Flight)が2008年まで同大会のオープニングテーマ曲として使用されていた。
脚注
編集- ^ Yanow, Scott. “Klaus Doldinger: Biography”. Allmusic. 2010年10月28日閲覧。
- ^ “Klaus Doldinger's Passport”. Warnermusic.de (1936年12月5日). 2011年7月22日閲覧。
- ^ Lebenswerk Sparte U|Deutscher Musikautorenpreis 2022年8月16日閲覧。