クビワコウテンシ(首輪告天子、学名:Melanocorypha bimaculata)は、スズメ目ヒバリ科に分類される鳥類の一種である。

クビワコウテンシ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒバリ科 Alaudidae
: コウテンシ属 Melanocorypha
: クビワコウテンシ
M. bimaculata
学名
Melanocorypha bimaculata
(Ménétries, 1832)
和名
クビワコウテンシ
英名
Bimaculated Lark
分布域
分布図
Melanocorypha bimaculata

分布

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トルコ北部から中央アジアにかけての地域で繁殖し、北方の個体は、冬期、アフリカ東北部からアラビア半島パキスタンインド西北部に渡って越冬する。

日本では迷鳥として渡来し、八丈島[1]愛知県[2]沖縄本島[3]与那国島[3]等で記録がある。

形態

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全長約17cm。背中や翼の上面は茶褐色で、頭頂から背にかけて黒褐色の斑がある。眉斑は淡色ではっきりしている。体の下面は淡い黄白色。胸に帯状の黒い斑があるが、中央部で切れ掛かっている個体が多い。ヒバリと比べると、嘴が太く尾が短いずんぐりとした体型である。

生態

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農耕地や干拓地、荒地などの開けた土地に生息する。

地鳴きは「ピリ ピリ」「チュリ チュリ」など。

脚注

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  1. ^ 籾山徳太郎、「伊豆七島八丈島採集鳥類目録」、『鳥』4巻、1926年、100-109頁
  2. ^ 瀬戸良二、「クビワコウテンシの観察記録」『西三河野鳥の会研究年報』3巻、2000年、19-20頁
  3. ^ a b McWhirter DW et al.,"A Check-list of the birds of Okinawa Prefecture with notes on recent status including hypothetical records",Bulletin of Okinawa Prefectural Museum,1996,pp.33-152,22

参考文献

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  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社

関連項目

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