クアンタ・コンピュータ
広達電脳ことクアンタ・コンピュータ(Quanta Computer)は、台湾のパソコンメーカーである。本社は桃園市亀山区にある。
種類 | パブリック |
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市場情報 | TWSE: 2382 |
業種 |
ハードウェア エレクトロニクス |
設立 |
台湾台北市 1988年 |
本社 | 北緯25度2分59.8秒 東経121度22分30.8秒 / 北緯25.049944度 東経121.375222度座標: 北緯25度2分59.8秒 東経121度22分30.8秒 / 北緯25.049944度 東経121.375222度 |
主要人物 | 創業者 林百里CEO |
製品 | ノートパソコン、スマートフォン、サーバ、デジタルテレビなど |
売上高 | USD 27.8 billion (2014年) |
利益 | 591,000,000 アメリカ合衆国ドル (2010年) |
従業員数 | 全世界で70,000人以上[1] |
ウェブサイト |
www |
広達電脳股份有限公司 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 廣達電腦股份有限公司 |
簡体字: | 广达电脑股份有限公司 |
拼音: | Guǎngdá Diànnǎo Gǔfènyǒuxiàngōngsī |
英文: | Quanta Computer Inc. |
2010年現在、パソコン受託生産でコンパル・エレクトロニクス(仁宝電脳)と共に、世界最大手の一角を占めている。
概要
編集1988年に台湾の林百里(Barry Lam)により設立された。台湾国内と中国に工場をもち、パソコンのOEM、ODM製造を手がけ、「チャイワン」[2][3][4]とEMS業界で呼ばれる中台分業体制の一翼を担ってきた[5]。
ノートパソコンでは生産規模が月産300万、年産(2014)4,850万台以上と世界最大の規模をもち、アメリカのデル、HP、Appleをはじめ、日本のソニー、東芝、富士通、シャープなどに向けても製造を行っている。日本国内ではあまり知名度がないが、モバイルノートや高級ノートを除いた機種で広く使用されており、生産数量のシェアは25%を占める。
OLPC
編集2005年12月に、OLPCの設計製造メーカーに選定された。これはMIT (マサチューセッツ工科大学)・メディアラボが研究を開始した開発途上国の教育支援を目的としたパソコンである。
脚注
編集- ^ “Quanta Computer”. 16 January 2017閲覧。
- ^ “デジタル敗戦国日本は「チャイワン」に学べ”. プレジデント社. (2012年1月16日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “[オピニオン]チャイワンのパワー”. 東亜日報. (2010年1月1日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “焦点:日韓ハイテク産業、「チャイワン」が変える業界地図”. ロイター. (2009年7月23日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “台湾企業「日本を知り抜き中国を使えるから強い」と大前研一”. NEWSポストセブン. (2012年8月17日) 2018年1月2日閲覧。