ギャロウズGallows)はイギリスハートフォードシャー州を拠点に活動しているハードコア・パンクバンドである。

Gallows
ギャロウズ (2007年)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル ハードコア・パンク
活動期間 2005年2015年
2018年2019年
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
エピタフ・レコード
In at the Deep End Records
公式サイト 公式サイト
メンバー ウェイド・マクニール(ヴォーカル)
ローレン・バーナード(ギター)
スチュアート・ギリ・ロス(ベース)
リー・バラット(ドラム)
旧メンバー フランク・カーター(ヴォーカル)
ステフ・カーター(ギター)
パウロ・ラベンチャー(ギター)

現在、活動休止中。

特徴

編集

1970年代のイギリスストラングラーズを彷彿させるパンク・ロックサウンドを基調とし、北米のハードコア・パンクよりもより実験的でメロディックなサウンドを特徴とする。また、ブラック・フラッグなどの初期のハードコア・パンクスウェーデンリフューズドなどの影響もみられる。

略歴

編集
  • 2005年結成。同年、自主制作CD-R『Demo 2005』作成。
  • 2006年9月25日、In at the Deep End Recordsよりファーストフルアルバム『Orchestra of Wolves』リリース。このアルバムレコーディング直前、ギター担当のラベンチャーが脱退。代わりのセカンドギターとして、このアルバムのプロデューサーであったKev Banksがレコーディングのみで参加。
  • 2007年2月19日、Holy Roar Recordsより、2005年にリリースした自主制作CD-R『Demo 2005』を7インチ版に再度作りなおし、『Demo 2007』として限定500枚でリリース。
  • 2007年3月17日、イギリスのSouth by Southwest Music Festival 2007 (SXSW 2007) に出演。
  • 2007年6月、アルバム『Orchestra of Wolves』がバッド・レリジョンのメンバーでエピタフ・レコードのオーナーであるブレット・ガーヴィッツの目に止まり、ブラック・フラッグのカバー曲を加えて同社より再発。
  • 2007年6月4日、Black Envelope Recordsよりファーストシングル『Abandon Ship』リリース。
  • 2007年6月9日、イギリスダウンロード・フェスティバルに出演。
  • 2007年6月29日〜8月19日、アメリカワープド・ツアーに出演。
  • 2007年8月23日、イギリスKerrang!| Award 2007 Best British Newcomerを受賞
  • 2007年8月24日、イギリスのLeeds Festival 2007、Radio 1 Lock Up Stageに出演。
  • 2007年8月26日、イギリスレディング・フェスティバル、Radio 1 Lock Up Stageに出演。カーターがレディング・フェスティバルに出演を果たしたことの記念にステージ上でタトゥーを入れる。
  • 2007年9月17日、Black Envelope Recordsよりセカンドシングル『In the Belly of a Shark』リリース。
  • 2007年9月26日、ワーナーミュージック・ジャパンよりボーナス・トラック4曲収録+『Abandan Ship』ビデオクリップ収録の日本盤アルバム『Orchestra of Wolves』リリース。
  • 2007年10月19日~29日、Taste of Chaos 2007 in Australia & New Zealandに出演。
  • 2007年11月1日~4日、Taste of Chaos 2007 in Japanにて初来日。
  • 2007年11月7日~28日、Taste of Chaos 2007 in Europeに出演。
  • 2008年4月5~6日にパンクスプリング 08’、4月7日にLIQUIDROOM(東京)での公演を予定していたが、3月20日に公式ホームページ上でレコーディングを理由にキャンセルしたことを発表。
  • 2009年5月3日、ライズ・アゲインストレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのプロデュースで知られるGarth Richardsonのプロデュースによるセカンドアルバム『Grey Britain』をワーナーよりリリース。(UK盤のみ。世界発売は2009年5月4日。)
  • 2011年7月8日、ヴォーカルのフランク・カーターの脱退が発表される。後にフランクはクリーンボーカルを多用する新バンド「ピュア・ラヴ(Pure Love)」を結成したが解散。2015年に「フランク・カーター&ザ・ラトルスネークス(Frank Carter & The Rattlesnakes)」を結成し、ハードコアに回帰している。
  • 2011年8月9日、新ヴォーカリストとして、アレクシスオンファイアでギタリストだったウェイド・マクニール(Wade MacNeil)を迎えたことが発表される。
  • 2011年12月5日、EP盤で『Death Is Birth』をリリース。
  • 2012年9月10日、アルバム『Gallows』リリース。
  • 2013年2月、ステフ・カーターが脱退。メンバー補充は行わず、以後4人で活動を継続。
  • 2015年4月13日、アルバム『Desolation Sounds』リリース。

メンバー

編集

現メンバー

編集
  • ウェイド・マクニール(Wade MacNeil)(ヴォーカル
  • ローレン・バーナード(Laurent Barnard)(ギター
  • スチュアート・ギリ・ロス(Stu Gili-Ross)(ベース
  • リー・バラット(Lee Barratt)(ドラム

元メンバー

編集
  • フランク・カーター(Frank Carter)(ヴォーカル)
  • ステフ・カーター(Steph Carter)(ギター
  • パウロ・ラベンチャー(Paulo Laventure)(ギター)

フランクとステフは実の兄弟である。

ディスコグラフィー

編集

アルバム

編集
  • 『Orchestra of Wolves』 - 2006年9月25日 - In at the Deep End Records
  • 『Orchestra of Wolves』(再発) - 2007年6月 - Epitaph Records
  • 『Orchestra of Wolves』(日本盤) - 2007年9月26日 - Warner Music Japan
  • 『Grey Britain』- 2009年5月3日 - Warner Bros. Records
  • 『Gallows』 - 2012年9月10日 - Venn Records
  • 『esolation Sounds』 - 2015年4月13日 - Venn Records

デモ版&EP

編集
  • 『Demo 2005』(CD-R版) - 2005年
  • 『Demo 2007』(7インチ版再発:限定500枚) - 2007年2月19日 - Holy Roar Records
  • 『Gallows/November Coming Fire Split 7"』(限定500枚) - 2007年 - Thirty Days of Night Records
  • 『Death Is Birth』 - 2011年
  • 『Bonfire Season』 - 2015年

シングル

編集
  • 『Abandon Ship』- 2007年6月4日 - Black Envelope Records
  • 『In the Belly of a Shark』- 2007年9月17日 - Black Envelope Records
  • 『Staring At The Rude Bois』- 2007年11月 - Black Envelope Records

関連項目

編集

外部リンク

編集