キングス・オブ・スペイン
ティアーズ・フォー・フィアーズのアルバム
『キングス・オブ・スペイン』(Raoul and the Kings of Spain)は、ティアーズ・フォー・フィアーズが1995年に発表した5枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム。日本語タイトルは原題を省略してカタカナ表記。原題の直訳は「ラウールとスペインの王族」。
『キングス・オブ・スペイン』 | ||||
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ティアーズ・フォー・フィアーズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック、ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
プロデュース |
ローランド・オーザバル ティム・パーマー アラン・グリフィス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ティアーズ・フォー・フィアーズ アルバム 年表 | ||||
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解説
編集前作『ブレイク・イット・ダウン・アゲイン』に伴うツアーのバンド・メンバーを全員起用して制作された、新生ティアーズ・フォー・フィアーズとしての第2弾アルバム。ローランド・オーザバルが自らのルーツなどを比較的ストレートに描いた歌詞は、ティアーズ・フォー・フィアーズとしての新たな世界観を導き出した。
当初はマーキュリー・レコードより発売予定だったがキャンセルとなり、ソニー/エピック・レコードに移籍して発売された。チャート・アクションは振るわず、全英41位、全米79位に終わっている。
「キングス・オブ・スペイン」、「ゴッズ・ミステイク」、「シークレッツ」、「フォーリング・ダウン」がシングル・カットされている。
収録曲
編集- キングス・オブ・スペイン - "Raoul and the Kings of Spain" (Roland Orzabal, Alan Griffiths) – 5:15
- フォーリング・ダウン - "Falling Down" (R. Orzabal) – 4:55
- シークレッツ - "Secrets" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 4:41
- ゴッズ・ミステイク - "God's Mistake" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 3:47
- スケッチズ・オブ・ペイン - "Sketches of Pain" (R. Orzabal) – 4:20
- ロス・レイエス・カトリコス - "Los Reyes Católicos"(R. Orzabal, A. Griffiths) – 1:44
- ソーリー - "Sorry" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 4:48
- ハンドラム・アンド・ハンブル - "Humdrum and Humble" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 4:10
- アイ・チューズ・ユー - "I Choose You" (R. Orzabal) – 3:25
- ドント・ドリンク・ザ・ウォーター - "Don't Drink the Water" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 4:50
- ミー・アンド・マイ・ビッグ・アイディアズ - "Me and My Big Ideas" (R. Orzabal, A. Griffiths) – 4:32
- ロス・レイエス・カトリコス(レプリーゼ) - "Los Reyes Católicos" (Reprise) (R. Orzabal, A. Griffiths) – 3:43
- 下記7曲は2009年リマスター盤(日本未発売)のボーナス・トラック。
- "All of the Angels"
- "The Madness of Roland"
- "The Queen of Compromise"
- "Until I Drown"
- "War of Attrition"
- "Raoul and the Kings of Spain (acoustic)"
- "Break It Down Again (acoustic)"
参加ミュージシャン
編集- ローランド・オーザバル - ボーカル、ギター、キーボード
- アラン・グリフィス - ギター、キーボード
- ジャビン・ブルーニ - ハモンド・オルガン
- ゲイル・アン・ドロシー - ベース
- ブライアン・マクロード - ドラム
- ジェフリー・トロット - ギター
- オリータ・アダムス - ゲスト・ボーカル(on 11)
- マーク・オドノヒュー - バッキング・ボーカル