キリング・ゾーイ
『キリング・ゾーイ』(Killing Zoe)は、1993年のアメリカ合衆国・フランス合作の犯罪アクション映画。ビデオ邦題は『キリング・ゾーイ/破滅への銃弾』。
キリング・ゾーイ | |
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Killing Zoe | |
監督 | ロジャー・エイヴァリー |
脚本 | ロジャー・エイヴァリー |
製作 | サミュエル・ハディダ |
製作総指揮 | クエンティン・タランティーノ |
出演者 |
エリック・ストルツ ジュリー・デルピー ジャン=ユーグ・アングラード |
音楽 | トムアンドアンディ |
撮影 | トム・リッチモンド |
編集 | キャスリン・ヒモフ |
製作会社 | Davis-Films |
配給 |
日本ビクター/アスミック October Films Metropolitan Filmexport |
公開 |
1994年4月30日 1994年8月19日 1994年8月31日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 |
フランス アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 フランス語 |
製作費 | $1,500,000 |
概要
編集ロジャー・エイヴァリーの初監督映画。クレジットに製作総指揮としてクエンティン・タランティーノの名があるが、タランティーノ関連本によると、監督の旧友というよしみで名前を貸しただけで、実は全くと言って良い程作品には関与していないという。
影響受けた映画
編集なお、銀行襲撃シーンでの動物(ねずみ、犬、他)等のマスクをかぶるアイデアは、同じく85年のノワールバイオレンス映画、アンジェイ・ズラウスキー監督の『狂気の愛』がモチーフになっている。エイヴァリー曰くフランスのノワール、アクション、スリラー系は全て見まくったと豪語している。
あらすじ
編集アメリカ人のゼッドはある日、パリを訪れた。パリに着いたその晩、ゼッドはゾーイというコールガールを買うが、彼女は昼は銀行員、夜は娼婦として働く2つの顔を持つ女だった。
ゼッドがゾーイとセックスした後、ゼッドの元を友人のエリックが訪ねて来る。実はゼッドは凄腕の金庫破りで、エリックは仲間達と共に計画していた大銀行襲撃計画にゼッドを誘った。翌日、ゼッドとエリックを含む7人の男たちは、パリの銀行を襲うが、人質のなかに昨夜セックスした女のゾーイが含まれていた。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
その後の評価
編集アメリカでは興行成績や評価はあまり良くなかったものの、ポール・バーホーベン監督の『ショーガール』同様、一部ではカルト的な人気を誇っている[1] 。
日本でも公開当時の評価は決して高くはなかったが、2014年12月にワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりディレクターズカット版のDVDとBlu-rayが発売された。
その後の展開
編集なお、その関連書によると同監督とは後に仲違いしたという。また、出演したジュリー・デルピーも、その後タランティーノがハリウッドで地位が上がり持てはやされてからの態度の変化を批判する発言をしている。
脚注
編集- ^ “barely bearable - top 10 disturbing films listing”. videovista.net. 2013年1月2日閲覧。