キャンディ駅
キャンディ駅(シンハラ語: මහනුවර දුම්රිය ස්ථානය, タミル語: கண்டி ரயில் நிலையம்)は、スリランカの古都キャンディの主要駅。スリランカ鉄道が管理、運行をしている。メインラインから分岐した支線の終点に位置し、この駅からマータレー方向へマータレーラインが伸びている[1]。
キャンディ駅 | |
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駅舎正面 | |
Kandy | |
所在地 | スリランカ・キャンディ |
所属事業者 | スリランカ鉄道 |
所属路線 |
メインライン マータレーライン |
キロ程 | 120.737 km(コロンボ・フォート駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
沿革
編集現在メインラインとして知られるコロンボ - キャンディ線は1864年にアンベプッサまで、1866年にポルガハウェラまでが開通した。その後マハウェリ川を渡る橋が建設され、最後の区間が開通したのは1867年4月15日のことであった[2]。そしてその翌日、最初の機関車がキャンディ駅に到着した。4月30日にはキャンディ - コロンボ間で初めての通し運転が行われ、8月からは旅客運転が開始された[2][3][4]。運行当初は2編成による旅客・郵便運転が行われており、それぞれの始発駅を午前7時に出発。所要時間は4時間半だった[2][4]。
改修工事
編集2008年2月、スリランカ鉄道は700万ルピーを投じて駅の改修工事を行った[5]。この工事は南アジア地域協力連合(SAARC)のサミットが行われる前の同年6月に完了した。
脚注
編集- ^ “The Rail Routes of Sri Lanka”. Model Railroad Club. 7 October 2012閲覧。
- ^ a b c Wijenayake, Walter (25 July 2009). “How Sri Lankan railways came into being”. The Island 16 January 2018閲覧。
- ^ “Cameos of the past: First train on line to Badulla from Colombo”. Sunday Observer. (19 July 2010). オリジナルの3 March 2016時点におけるアーカイブ。 30 November 2012閲覧。
- ^ a b “History of Sri Lanka Railway - Part 2”. Sri Lanka Railways. 16 January 2018閲覧。
- ^ Fernandopulle, Lalin (25 May 2008). “Facelift for Kandy railway station”. Sunday Observer 16 January 2018閲覧。