キメラ (アルバム)
『キメラ』は小南泰葉の1枚目のフルアルバム。2013年5月29日にEMIミュージック・ジャパンからリリースされた。
『キメラ』 | |
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小南泰葉 の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
ジャンル | J-POP |
時間 | |
レーベル | EMIミュージック・ジャパン |
チャート最高順位 | |
36位(オリコン) |
構成
編集リリース時点の最新楽曲・未音源化曲が音源化されているとともに、インディーズ時代からの代表的な楽曲が収録されており、ベスト盤的な性格を併せ持つ1枚である[1]。インディーズ時代から多くのライブで最後に歌われてきた定番曲「やさしい嘘」が、リード曲として初音源化されている[2]。
タイトルの由来は、小南がライブや曲作りの最中に昂揚のあまり記憶をなくすような状態に陥ることがあり、その際に内面から表れて自分を乗っ取る存在をギリシア神話に登場する怪獣になぞらえて「キメラ」と呼んでいることにあるという[3][4]。
リリース
編集本作リリースにあたり以下のような催しが開かれた。
キメリカル・コメント
編集このアルバムや小南自身にゆかりのある人物からのショートコメントを、Twitter上で毎日紹介する企画。2013年4月29日から2013年6月5日まで連載された[5]。
「やさしい嘘」100文字感想コンクール
編集リード曲「やさしい嘘」MVを題材に100文字での感想を公募した[6]。最優秀賞である小南自宅ライブ招待は2013年5月28日に実施され、その模様はインターネットで配信された[7]。
KOMINAMism配布
編集「KOMINAMism」は有志による公認フリーペーパー。関西を拠点に全国のCDショップおよび「キメリカルカフェ」の各会場で配布された[8]。
ツアー
編集リリース記念ライブとして、カフェツアー「キメリカルカフェ」、ワンマンライブ「キメリカルパビリオン」が開催された[9]。 また、これらに続く全国ワンマンツアーも「キメラ」と命名された。
収録曲
編集全作詞・作曲: 小南泰葉。 | |||
# | タイトル | 編曲 | |
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1. | 「嘘憑きとサルヴァドール」 | 西川進 | |
2. | 「「善悪の彼岸」」 | 西川進 | |
3. | 「やさしい嘘」 | 羽毛田丈史 | |
4. | 「Trash」 | 西川進 | |
5. | 「パロディス」 | 西川進 | |
6. | 「コウモリの歌」 | 小南泰葉、杉浦琢雄、楢原英介 | |
7. | 「Drink me」 | 西川進 | |
8. | 「パンを齧った美少女」 | 西川進 | |
9. | 「世界同時多発ラブ仮病捏造バラード不法投棄(キメラver.)」 | 西川進 | |
10. | 「怪物の唄」 | 小南泰葉 | |
11. | 「藁人形売りの少女」(ボーナストラック) | 森俊之 | |
12. | 「Soupy World」(ボーナストラック) | 誰でもエスパー |
脚注・出典
編集- ^ “ナタリー - Power Push 小南泰葉「キメラ」インタビュー (1/4)”. ナタリー. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “私の中に怪物が住んでいる──小南泰葉、1stフルアルバム『キメラ』をリリース。|スペシャル|EMTG MUSIC”. EMTG. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “ナタリー - Power Push 小南泰葉「キメラ」インタビュー (3/4)”. ナタリー. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “【HMVインタビュー】 小南泰葉 『キメラ』|HMV ONLINE”. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “小南泰葉Twitter連載企画 キメリカル・コメント”. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “小南泰葉 1stフルアルバム「キメラ」発売記念 「やさしい嘘」100文字感想コンクール”. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “ナタリー - 小南泰葉、自宅ライブで新曲熱唱&卵焼きを振る舞う”. ナタリー. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “小南泰葉 公認 フリーペーパー「KOMINAMism」発行!”. 2013年9月17日閲覧。
- ^ “5/29(水)リリース!小南泰葉、1stフルアルバム「キメラ」発売記念の完全招待制フリーライブを全国7ヶ所で開催!”. 2013年9月17日閲覧。