キムリック (ネコ)

猫の品種

キムリック(Cymric)は、カナダ原産でマンクスに長毛種をかけ合わせてできた猫である。マンクスと同じく前肢より後肢の方が長く、ウサギがピョンピョン跳ねるように動くのと、モコモコしたぬいぐるみのようなが特徴。イギリスウェールズ地方で愛されている猫のため、キムリック(=ウェールズ族の)と命名された。

キムリック
原産国 カナダの旗カナダ
各団体による猫種のスタンダード
TICA スタンダード

概要

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1960年代、マンクスの繁殖過程において偶然発生した。セミロングの被毛以外はコビータイプの体系、マンクスホップと呼ばれるウサギの跳ねるような歩き方、短めの前足と長めの後ろ足など、マンクスの性質を色濃く受け継いでいる。

性格

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用心深く、引っ込み思案。見知らぬ飼い主以外の人間には懐きにくい反面、賢く、知性を備えているため飼い主に対しては忠誠を誓うように懐く[1]

関連項目

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出典

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  1. ^ 『日本と世界の猫のカタログ'96』 ISBN 4415040829 頁.42:『キムリック』