キプロス国鉄
キプロス国鉄(英語: Cyprus Government Railway, CGR,ギリシア語: Κυπριακός Κυβερνητικός Σιδηρόδρομος, ΚΚΣ,トルコ語: Kıbrıs Demiryolu İşletmesi)はかつてキプロスに存在した国有鉄道。762mmの狭軌鉄道で、総延長122km、駅数39駅で1905年10月から1951年12月の間運行されていた。1951年のキプロス国鉄廃業後も、一部支線は1974年までキプロス鉱山会社により運行が行われていた。
キプロス国鉄 | |
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かつてのキプロス国鉄路線図 | |
報告記号 | CGR |
路線範囲 | キプロス |
運行 | 1905–1951 |
軌間 | 762mm |
全長 | 122 km |
本社 | ニコシア |
現在キプロス島内(キプロス共和国および北キプロス・トルコ共和国)に鉄道は存在しない。
路線
編集路線の大部分は現在の北キプロス・トルコ共和国領内(キプロス島北部)の主要都市間を結ぶものであった。
車両
編集蒸気機関車
編集- No.1 – 0-6-0T (ハンスレット・エンジン社製)
- No.11 から No.12 – 4-4-0 (ナスミス・ウィルソン社製)
- No.21 から No.23 – 2-6-0 (ナスミス・ウィルソン社製)
- No.31 から No.32 – 2-6-2T (ナスミス・ウィルソン社製)
- No.41 から No.44 – 4-8-4T (キストン・アンド・カンパニー社製)
客車
編集- Wickham trolley 6両
- Drewry Car Co.製 3両