キッスの世界
キッスの世界(キッスのせかい)は、つんくプロデュースで全日本女子プロレス所属の女子プロレスラー4人により結成された歌手ユニット。グループ名の由来は、メンバーのセクシーさを表現したものである[1]。
歴史・概要
編集第1期
編集- フジテレビのテレビ番組「格闘女神ATHENA」にて、「つんくプロデュースで歌を出す」という企画からスタートした。
- 週刊プロレスは、このことを「プロレスがつんくによって変革を遂げる!!」と評し、猛プッシュした。
- つんくはレッスンを見て「すでに声が潰れてる。」と落胆した(試合中に大声を出しすぎたのが原因)。そのため、音程を変えないような楽曲にするという作曲をし、大変苦労したそうである。
- 2000年3月4日、横浜文化体育館にて、デビューシングル「バクバクKiss」のお披露目発表を行う。
- 2000年4月、正式デビュー。5月24日、デビューシングル「バクバクKiss」リリース。7月12日、アルバム「バクバクKissの世界 -W EXPLOSION-」リリース。納見佳容の人気も重なって、女子プロレス業界に留まらず芸能界でも話題となった。
第2期
編集2001年8月、脇澤美穂の引退に伴い西尾美香が新メンバーとして加わった。9月15日、2ndシングル「Kiss of the World」を発表した(正確には脇澤美穂が「プロレスに専念したい」との主張により脱退。代わりに西尾が加入した)。
2003年5月11日、西尾美香の退団に伴い解散。
復活
編集2005年1月7日、中西百重引退興行「モモ☆ラッチファイナル」にて結成当初のオリジナルメンバーである中西百重、高橋奈苗に新たに堀田祐美子、豊田真奈美、渡辺智子が加わり、一夜限りの復活をする。ミニスカート姿でデビュー曲の「バクバクKiss」を熱唱した。
2011年7月16日、高橋のデビュー15周年を記念して開かれた「☆タカハシナナエの心臓バクバクキッスの世界!!」にてオリジナルメンバー4人で復活。24日のスターダム初の後楽園ホール大会での15周年セレモニーにおいても4人が集結して「バクバクKiss」を披露。12月25日に脇澤の再デビュー戦でも納見、中西が激励に駆けつけた。
ディスコグラフィー
編集いずれもzetima(現・アップフロントワークス zetimaレーベル)からのリリース
シングル
編集発売日 | タイトル | 楽曲制作 | 最高位 | |
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1st | 2000年5月24日 | バクバクKiss | 作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:小西貴雄 |
43位 |
2nd | 2001年9月15日 | Kiss of the World | 作詞:つんく&まこと 作曲:たいせー 編曲:たいせー |
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アルバム
編集- バクバクKissの世界 -W EXPLOSION-(2000年7月12日)
脚注
編集- ^ 女子プロレスラー4人で「キッスの世界」 『つんく』がプロデュース、中日スポーツ、2000年2月15日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
関連項目
編集- 格闘女神ATHENA
- 井上貴子 - 全女時代につんくプロデュースユニットのオーディション参加経験あり。