キスム (カウンティ)
キスム(スワヒリ語: Wilaya ya Kisumu、ルオ語:Kisumo Pacho)は、ケニア南西部のニャンザ州北東部のカウンティ。中心都市はキスム。面積は2085.9km2、2009年の人口は96万8879人、人口密度は464.5人/km2。 西はビクトリア湖に面する。
キスム (カウンティ) | ||
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カウンティ | ||
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愛称: Kisumo | ||
![]() キスム (カウンティ)の位置 | ||
国 |
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副郡の数 | 7 | |
新設 | 2013年3月4日 | |
中心都市 | キスム | |
政府 | ||
• 種別 | 民主制 | |
• 知事 | Jakton Ranguma (ODM) | |
• 副知事 | Ruth Odinga | |
• 上院議員 | ピーター・アニャン・ニョンゴ | |
• 女性代表 | Rose Nyamunga | |
面積 | ||
• 合計 | 2,085.9 km2 | |
最低標高 | 1,133 m | |
人口 (2009年) | ||
• 合計 | 968,879人 | |
• 密度 | 460人/km2 | |
等時帯 | UTC+3 (EAT) | |
ISO 3166コード | KE-17 | |
ウェブサイト | kisumu.go.ke |
人口
編集隣接カウンティ
編集- 北: ヴィヒガ (カウンティ)
- 北東: ナンディ (カウンティ)
- 東: ケリチョ (カウンティ)
- 南: ホマ・ベイ (カウンティ)
- 西:ウィナム湾(ビクトリア湖)
- 北西: シアヤ (カウンティ)[1]
主要都市
編集語源
編集キスムはルオ語で「交易所」を表す。
地理
編集東部にナンディ絶壁、中部にカノ平野、西部に向かい丘になっている。カノ平野には肥沃な黒綿土が広がる。主にキシアン地区に多くの残丘が分布する。主にセメ副郡でキトゥ・ミカイが見られる。
気候
編集政治
編集現在の知事であるジャクトン・ラングマに知事選で敗れたルス・オディンガは、第2代首相のライラ・オディンガの妹である。
経済
編集漁業
編集農業
編集カノ平野ではニャンド川の水で灌漑を行い米を栽培している。ニャンド川は毎年洪水を起こし多くの住民が行方不明になるが、同時に肥沃な土地をもたらす。カノ平野の北端~東端では砂糖黍を栽培している。他にも大豆や豆、薩摩芋が栽培される。
工業
編集キスム市と周辺地域では軽工業工場が幾つか存在する。繊維や糖蜜、魚や農作物の加工を行っている。キボス町、ミワニ町、チェメリル町、ムホロニ町には砂糖黍工場がある。
サービス
編集キスム市はケニア西部の商業の中心地である。
交通・通信
編集交通
編集- ナイロビ・ボンド道路がある。
- 鉄道の重要結節点である。
- 民間企業が木造船を用いてビクトリア湖で水上交通を提供している。国内だけでなく、タンザニアやウガンダの沿岸都市にも繋がっている。
- キスム国際空港の滑走路は2011年に約3.3kmに延長され、ナイロビやモンバサだけでなく近隣国の空港とも繋がっている。
通信
編集携帯電話が普及している。
の4社が主要通信企業である。
観光
編集教育
編集- ナイロビ大学
- マセノ大学
- 大湖大学
- キスム技術大学