ガンテネルマブ
ガンテネルマブ (RG1450, en:Gantenerumab) は、エフ・ホフマン・ラ・ロシュによって開発された、抗アミロイドβモノクローナル抗体である[1][2]。
モノクローナル抗体 | |
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種類 | 全長抗体 |
抗原 | アミロイドβ |
臨床データ | |
法的規制 |
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識別 | |
CAS番号 | 1043556-46-2 |
PubChem | CID: 124490453 |
KEGG | D09713 |
化学的データ | |
化学式 | C6496H10072N1740O2024S42 |
分子量 | 146274.6525 |
アルツハイマー病の治療を目的とし、凝集したアミロイド斑に結合してそれを除去する[3]。エフ・ホフマン・ラ・ロシュ、MorphoSys、中外製薬によって第III相臨床試験が行われている[4]。
歴史
編集- 2010年、ロシュが第2相臨床試験を開始。
- 2014年12月19日、ロシュが無益性解析の結果を受け、SCarlet RoAD試験を中止。
- 2021年2月18日時点で、第3相臨床試験中[4]
参考文献
編集- ^ “Statement On A Nonproprietary Name Adopted By The Usan Council - Gantenerumab”. American Medical Association. 2011年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月14日閲覧。
- ^ “Study shows that Roche's investigational drug for Alzheimer's disease removes amyloid plaques from the brain” (英語). www.roche.com. 2021年4月14日閲覧。
- ^ “The potential of solanezumab and gantenerumab to prevent Alzheimer's disease in people with inherited mutations that cause its early onset”. Expert Opinion on Biological Therapy 18 (1): 25–35. (January 2018). doi:10.1080/14712598.2018.1389885. PMID 29037101.
- ^ a b “新製品開発状況(開発パイプライン)|株主・投資家の皆さま|中外製薬”. 中外製薬企業情報サイト. 2021年2月18日閲覧。