ガンダムシュピーゲル
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ガンダムシュピーゲルは、テレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の兵器。
第13回ガンダムファイトで、シュバルツ・ブルーダーが搭乗するネオドイツ代表モビルファイター (MF)(大会登録番号:GF13-021NG)。英語版では名称がShadow Gundamに変更されている。
機体解説
編集ガンダムシュピーゲル GUNDAM SPIEGEL | |
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登録番号 | GF13-021NG |
所属 | ネオドイツ |
全高 | 16.3m |
重量 | 7.3t |
装甲材質 | ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 レアメタル・ハイブリッド多層材 |
武装 | シュピーゲルブレード×2 メッサーグランツ アイアンネット |
アビリティレベル | 力 : 22.31ポイント 速さ : 24.06ポイント 攻撃力 : 26.62ポイント 守備力 : 24.58ポイント 索敵能力 : 23.02ポイント 適応能力 : 29.16ポイント TOTAL : 149.75ポイント[注 1]。 |
必殺技 | シュツルム・ウント・ドランク |
搭乗者 | シュバルツ・ブルーダー |
ネオドイツの最新技術によって作られた高性能MF。機動性はMFの中でもトップクラスで、シュバルツ・ブルーダーの駆使するゲルマン忍法を忠実にトレースすることを可能としている[3]。
第13回大会のために作られた機体であるが、ゲルマン忍術を工業的に再現するためのノウハウは定かではない。開発に携わったスタッフそのものがゲルマン忍術を継承する技術者集団だった可能性も推察されている[4]。
シュピーゲルとは、ドイツ語で「鏡」の意味。
武装
編集必殺技
編集劇中の活躍
編集地球に降りて間もないデビルガンダムと遭遇し、一度倒されている。しかしデビルガンダムに取り込まれかけていたキョウジ・カッシュにより、死亡したシュバルツがキョウジの分身であるアンドロイドとしてよみがえった際、DG細胞によって本機も修復された。以後のシュピーゲルの破損はこれによって修復されるため整備が不要となる。その後デビルガンダムを止めるため、主にギアナ高地におけるドモンの修行に力を貸し、デビル包囲網突破作戦時にはシャッフル同盟の脱出にも協力する。その後マスターガンダムの攻撃からドモンを庇い破損するが、いつの間にかネオホンコンに到着していた。
決勝リーグを負け無しで進み、ゴッドガンダムとの最終戦デスマッチに突入する。終始圧倒するがドモンの石破天驚拳を受けて敗れ、リングの爆発に巻き込まれる。再び修復された後はランタオ島へ向かい、デビルガンダムに向けて単機で突撃するも、シュバルツが既に満身創痍であったこととバルカンの弾幕にさらされたため、目前で四散した。シュバルツは脱出して直接デビルガンダムのコックピットに乗り込むことに成功。
製作エピソード
編集デザインを担当した大河原邦男は自著において、ドイツ兵のヘルメットやゾウリンゲン社のナイフのデザインを取り入れたと語っている[5]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 各アビリティの日語訳は、『1/144 ガンダムシュピーゲル』組立説明書、数値は商品パッケージ側面を参照[1]。TOTALを除いた数値は『オールガンダム最新プラモ大図鑑 Wガンダム・Gガンダム・BB戦士』にも掲載が見られる[2]。
出典
編集- ^ 『1/144 ガンダムシュピーゲル』バンダイ、1994年8月、組立説明書。
- ^ 『オールガンダム最新プラモ大図鑑 Wガンダム・Gガンダム・BB戦士』講談社、1995年7月、78-79頁。ISBN 4061032984
- ^ a b c d 『電撃データコレクション 機動武闘伝Gガンダム』メディアワークス、2000年5月、98-99頁、ISBN 978-4840215763。
- ^ a b c 『MG 1/100 ガンダムシュピーゲル』バンダイ、2002年8月、組立説明書。
- ^ 大河原邦男『大河原邦男GUNDAM DESIGN WORKS』ムービック、1999年10月、89頁。ISBN 4-89601-436-7。